ゴール達成

【上級編】究極の心身浄化

こちらの記事は、コーチングをある程度学ばれた方、そして、より野心的に”上”を目指されたい方に向けた”上級編”の内容になります。


マインドの陰陽


コーチングのエッセンスをつきつめると、「現状の外側に高いゴール設定」と「ゴールの世界のリアリティを積極的に高める」、この2つだけです。

そして後者の「ゴールのリアリティを高める」ですが、これにはじつは、本質的なアプローチが2つあります。

ひとつは「ゴールに関わるものを積極的に頭に入れる」、すなわち、これが「サブゴールの設定」「ビジュアライゼーション」「アファメーション」「セルフトークのコントロール」にあたります。

しかし、もうひとつ、大多数の人が盲点に陥る秘訣があります。それは、「ゴールに関係のないものを積極的に頭から差し引く」ということです。

ゴールのリアリティに寄与しない情報は、ゴールのリアリティを高めることを目標とするコーチング実践者の私たちにとって不必要で、というより、ゴールのリアリティを押し下げる要因になり得るからです。

「浄化」とは、「余計なもの、余分なものを差し引くこと」を意味します。


浄化の本当の意味と価値


ところで、なぜ、それほどまでに「浄化」が重要なのでしょうか。

ここで、「空白の法則」というものを利用しながら、考えてみたいと思います。


【空白の法則】

新しい何かを手に入れるためには、それが入ってくる“空白のスペース”を先に作らないと、決して入ってはこない。

豊かになるための空白の法則のポイントとは、新しいものを受け入れる前に、それを置くためのスペースを先に用意すること。そのためにも、古いものは思い切って処分してしまいます。

心から欲しいもののために、予めそのためのスペースをつくるのです。すると、マインドは、その空いたスペースを埋めようと本気で働き出し、実際にそのスペースを新しいものや目標とするもので満たします。

同様に、新しい考え方やアイデアを求め受け入れたいのなら、古い考え方や価値観は先に捨ててしまわなければならない。

(以上)

参考文献: ボブ・プロクター 著「You were Born Rich」第10法則


「新しいものを入れるためには、それが入るための”スペース”を先に用意しなければならない」というのが空白の法則です。

ですから、より積極的にというか効果的に、マインドに新たなゴールの世界観だったりリアリティを取り込むためには、マインドにそのための”スペース”をつくる必要があるのです。

そのスペースをつくるのがマインドの浄化であって、「ゴールに関係のない情報を積極的に頭から差し引く」ことなのです。


”2つ”の究極の心身の浄化


心身の浄化には”2つのアプローチ”があります。

つきつめて考えてみると、人は、「言葉」と「食事」によってつくられます。言葉によって心が形成され、食事によって体が形成されます。

人間を形成するのが「言葉」と「食事」であるのなら、それら2つに浄化的にアプローチすることこそが、ここで目指す究極の心身の浄化となるはずです。

ただ、先に秘密を明かしてしまうと、「少食や断食」こそが、最も心身の浄化と、それから「天運」に貢献します。

人間が最も疲労する行為が食事であることは、意外と知られていない事実なのですが、脳という器官を情報処理器官としてみたとき、最も情報処理として負担をかけている可能性の一つが「食事」と考えられます。

ですから、脳に対してその情報処理的負担を最も確実に軽くするのが、少食や断食なのです。

そして、空白の法則によって、脳に”スペース”ができ、新たな情報をマインドにより効果的に取り込む余裕が生じ、そこではじめてゴールの世界のリアリティを高める「サブゴールの設定」「ビジュアライゼーション」「アファメーション」「セルフトークのコントロール」が最大限にその効果を発揮します。


【名言集】

「人は食べ物と言葉によってできている。つまり、肉体は食べ物がつくり、精神は言葉が造っている。良い言葉を使い、感謝をし、そして食べ物も感謝しながら食べることだけでも、運命は劇的に開けていくのであります」

中村天風(思想家)

「断食をすると開運する。断食、つまり食べないことが開運につながるのは、食べることが運気を落とすことに結びついているからだ。食べることは、殺すという行為の、いってみれば“おこぼれ”にあずかる行為なのである。それが人間に吉をもたらしたり、運気を高めたりするわけがない。もちろん、人間は食べなければ生命を維持できない。しかし、だからといって、野放図に食べていいということではないのだ。食べることが罪であれば、できるだけ少なく食べるのがいくぶんかでも罪を減じることになるのは、誰もがわかる道理だ。そして、ときに節食の究極である断食を行う。食べるという“罪”によって下がっている運気は、“食べないこと”で上向くのである。食が人生成功の最大のカギを握る」

山田豊文 著「脳がよみがえる断食力」より引用要約


エクセレンス1: 究極の身体の浄化


潜在的なマインドの力を充分に引き出すためには、マインドの浄化は不可欠ですが、それは肉体においても同様です。そして、「心身共にあり」で、体に何らかの不調や障害があると、心身身体は本来備わっているはずの真の能力を発揮できません。

この世で究極の身体浄化・健康法とは、「少食」「断食」でしょう。フランスのことわざに「断食はメスのいらない手術である」という言葉があるくらいです。

人間が最もエネルギーを消費し、疲労するのは、じつは「消化・吸収」なのです。1日3食の消化吸収は、42キロのフルマラソンで消費するエネルギーに相当するそうです。

食べ過ぎこそが最も健康を害し、疲労物質やあらゆる体内毒素、添加物、病因を蓄積させます。そして、その解毒・疲労ゆえの回復のために睡眠時間を増やします。

ですから、断食は、最も内臓に休息を与え、また、身体を最大限に浄化させる機会を与えます。人は、空腹時に最も能力を発揮するようにできているのです。

断食の仕方には色々とあります。「少食」「1日2食」「1日1食」「〇日断食」「週末断食」など、その人のゴールや好みや生活習慣に合ったものを模索していけばいいでしょう。

断食のメリットとは、「身体パフォーマンスとIQの劇的な向上」「五感の鋭敏化」「真の健康」「美容と若返り」「精神の安定とやすらぎと癒し」「短眠」「食費の改善」など、時間とお金と健康と余裕、そして「天運」までもすべてが完璧に手に入ることです。

脳細胞がデトックスされ、脳神経の汚れが落ち、脳が若返り、活性化するからです。

また、最も負担になり得る消化・吸収を助けるために、「よく噛んで食べる」習慣は健康と若返りに不可欠です。


【名言集】

「腹八分目に病なし。腹十二分に医者足りず」
作者不詳

「少食実行者の体質変化で注目されるべきものに、睡眠時間の短縮があげられます。それまで毎晩、8時間眠らなければならなかった人が、5〜6時間の睡眠で足りるようになった、というのです。過食によって、胃腸をはじめ、肝、心、腎などに負担が増大することは疑う余地がありません。それによって必要以上に疲れ、その疲労を回復するために当然、睡眠時間が長くなると考えられます。真の健康体であれば、一食か二食抜いた場合の空腹時が最も快調なのです。もし、一食なり二食を抜いただけで、脱力感が現れる人は、胃下垂症か潜在性糖尿病か、あるいは、その他、何らかの病的状態にあるものとみて間違いありません。真の健康体に近い人であれば、一食や二食抜いたからといって、決して力が抜けたり冷や汗が出たり、目まいがしたりするものではありません。私は長年にわたる多数の臨床例から、難病を克服する秘訣は、この少食(正食)の実行にあることを確信できるようになったわけです」

甲田光雄(医学博士)

「自然が命じている単純な食生活へ戻ることである。つまり、生命を支えるのに最小限の量で満足するよう、自らを習慣づけることが大事だ。飽食はいかなるものでも病気の原因となり、死期を早める。飽食ほど身体に打撃を与えるものはない。食事の回数を1日1度に限ってはいるものの、その1度の食事では満腹するまで食べる者たちがいる。これも消化という点からすると適切ではない。1度に大量の飲食物をとると、胃はこれを消化できないので、悪気を生じ、血液を汚す結果となる。それゆえ、彼らの寿命も長くはない。私は満腹感を覚えるまで食べたり飲んだりすることはなく、常に食欲を少し残した状態で食卓を離れることにした。精神的な困難も節食による心身の活力で克服した。多くの賢者が飲食を節してきたのだ。食をよく節すれば、病気になることはない。じつに、宇宙の法則が節食の習慣を支持している。飲食をしかるべく慎む者は、鋭い五官、冴えた頭脳、丈夫な肉体、優れた記憶力、軽やかな挙動、これらすべてに恵まれ、また精神的には、地上的な重圧から解き放たれて、本来の自由さを存分に味わう境地に入ることができる。すなわち、その生涯には、心と体の両面において、現世で得られる最大限の幸福が訪れるのである。健康・長寿の方法としては唯一、飲食を最小限にして規則正しく生きる以外にないということが言えるだろう」

ルイジ・コルナロ 著「無病法」より引用要約

「食の多少を見ることで、その人の苦楽、品格、財物、寿命、そして将来の吉凶を知る法を伝えよう。人というもの、美食大食に耽(ふけ)るようになれば、身体は壊れ、気分も沈みこんでしまう。身辺かならずや貧しくなり、やがて慢心まで生じよう。美食大食は、血を重くし、気を弱らせ、怠ける心を起こさせる。神の御心に背くとはこのことだ。やがて加護も薄くなり、苦労や禍(わざわ)いから逃れられなくなるだろう。体を使って仕事をしている者はまた別であるが、粗食で済ませているからといって、大食であったり、量が定まらないというのはとんでもないことだ。大食というものはなんとも勇ましい。気の強い人に見えるが、そのために人を遠ざける。したがって徳を失うものだ。人にとって第一の慎みは食である。外に遊興に出かけて散財をして、放蕩に身を任す者であっても、ただ食さえ慎めば、家をつぶしたり、病にかかることもないものだ。長生きもできれば、財産すら築けよう。なにごとも食が根本だ。その根を十分に守って慎む時は、他のことは枝葉に過ぎぬ。論ずるほどのこともない。食を慎んで遊びに行くがよい。ただ食を慎むだけでよい。万凶万悪を遠ざけることだろう。小食でありかつ厳重な定まりある者は、たとえひどい運の持ち主であっても、それなりに福があって、また長寿を自分のものにする。暮らし、物事はおおよそ調(ととの)い、老年にはよい思いもするだろう。弱々しい風貌に見えても病気はしない。小食の者は、おのれの持分の食を日々天地に返し、預けているのと同じだ。だから天命にさしかかっても、その食にはまだ残りがある。食ある限り命あり。死には至らない。その食が尽きるとき、命も自然と亡びる。私の相法において大切であるのは、その者が持っている運などではなく、ただただ飲食の慎みが保てるかどうかの一点なのだ」

若井朝彦 著「江戸時代の小食主義 水野南北『修身録』を読み解く」より引用要約


エクセレンス2: 究極のマインドの浄化


心の豊かさやゴール達成とは何の関係もない、日頃の思考や想い、習慣には注意をする必要があります。

それらは、ゴールに集中すべき貴重な時間やリソースを浪費してしまうのはもちろんなのですが、それ以上に深刻なのは、ゴールにとって逆行する不必要で雑多な思考は、あるべきセルフイメージの形成やコンフォートゾーンをゴール側に移行させるのを妨げてしまい、ゴール側のリアリティを極端に低下させます。

コーチングにおけるゴール達成とは、ゴールのリアリティを可能な限り、フルに高め続けることにあります。そしてそれは、「サブゴールの設定」「ビジュアライゼーション」「アファメーション」「セルフトークのコントロール」を使うことでした。

ただ、現代のような情報化社会、SNSが闊歩する時代においては、ゴールのリアリティを高めるためには、「ゴールのリアリティを下げてしまう要因や行為を徹底してなくす」ということが、非常に大きな意味を持ちます。

潜在意識とは、受け取った情報や顕在意識による思考をそのまま記憶しようとします。コーチングの創始者、ルータイスは潜在意識のことを、「超高性能テープレコーダーのようなものだ」と表現しました。

究極的な心の浄化、思考の美化 / 断捨離とは、きれいなものや美しいもの、人間の精神を高めてくれるようなものだけを、自分の頭と心に入れるようにする習慣を持つことです。

考えるときや話すときも、思想にふけ入るときも、明るいことや人の心を鼓舞させるもの、ゴールに集中するのです。

低俗な本を読んだり、何のプラスにもならないテレビ番組を見たり、人の悪口を言ったり、下らない噂話を聞いたりしている人は、自分の運命を破壊に導いています。それらからは身を引き、ネガティブでマイナスな映像や写真を見たり、会話を聞いたり、消極的なニュースからは遠ざかるようにしましょう。

そうした習慣を持つことで、脳内のリアリティは圧倒的に変化し、マインドや潜在意識は確実にゴール側へと移行し、ゴール達成に合致した行動がごくごく自然にとれるようになります。

気がつかないうちに、途方もないゴールがゴール達成へと導かれていたという実感が得られるでしょう。


【アファメーション文例】

私は、きれいなものや美しいもの、精神を高めてくれるものだけを、心と体に入れている。


【名言集】

思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。

作者不詳

「良いものに集中しよう。多くの人は、文句を言ったり、弱音を吐いたり、わめいたり、批判したり、周囲のあら探しをしながら、生活している。しかし、そうすればそうするほど、状況はさらに悪化し、文句を言うべき事実が増える一方である。集中するものは、必ず拡張する。(中略)もちろん、自分の過去において、不愉快な出来事もあろう。しかし、その過去を引きずって、悲しがったり、後悔したり、不憫(ふびん)を感じたりし続けることは何の足しにもならない。かえって、それについて考えたり、集中したりすればするほどに、そのエネルギーが増し、その過去の出来事があなたの人生をコントロールするようになるだけだ。(中略)日本で、高速道路の入り口に「事故多発」という看板がよく見受けられる。何とばかげた税金の無駄遣いなのだろう。その言葉を理解するためには、事故を想像しなければならない。高速道路に入る運転手に絶対に思い浮かべてほしくないイメージである。この看板は「安全運転」に変えるべきである。(中略)脳の中には否定形は存在しない。「赤ではない」という概念を考えることはできない。「赤ではない」と考えれば、考えるほど、結局は「赤」について考えていることになる。心の中で「ガンを治したい」と言えば、「ガン」について考えている。「もう貧乏でいたくない」と言えば、「貧乏・貧困」について考えている。「彼氏とはもう喧嘩したくない」と言えば、「彼氏と喧嘩すること」について考えている。自分の心からすべてのマイナスの思い、自分に相応しくないすべてのイメージを追放しなければならない。消極的なニュースを見たり、貧困を表す写真を眺めたり、世界がもう終わりだと説教する人の話を聞いたり、暴力やホラーに満ちた映画を観たりしてはならない。これらはあなたの運命を破壊させるだけだ。その代わりに、自分の求める現実を表す思いで心を満たすようにしなさい。繁栄、裕福、美、親切、愛、発見、感謝を思うようにしなさい」

ジェームス・スキナー 著「お金の科学」p42,43,70,90より引用

「これは体験した人であればよくわかると思いますが、自分の意識が変わることで、本当に面白いように自分の身辺で起こることが変わります。良いことがどんどん起こるようになります。その本人も、その変化がどうして起こるのか、その理由を説明することはできません。自分でも何が何だかわからないけれど、とにかく以前とはまったく異なった人生になるのです。(中略)自分に起こる良い出来事をそのまま素直に受け入れ、そしてこれからも良いことが起こると期待すればよいのです。(中略)心に良いことが起こることをイメージしているかぎり、良いことが起こります。(中略)もしかすると一見、なかなか成果が出ないことで、自分が間違った方向に進んでいるのではないかと不安に陥ることがあるかもしれません。しかし、望んでいる良いイメージを抱き続けてそれを潜在意識に刻み込むということをしっかり守っていれば、心配は無用です。人は潜在意識に刻み込んだ方向性にしか進むことができないようになっているのです。(中略)疑念や恐れ、悲観といった後ろ向きの発想は、生命力を根底からむしばみます。気力や向上心、希望、信念といった人生を有意義で楽しいものにする感情をしぼませてしまうからです。夢を現実にしたいなら、その実現に役立つ向上心といった感情を意識して選ぶことです」

ボブ・プロクター 著「You were Born Rich」p125〜127より引用

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