ゴール達成

コーチングが上手くいかない人の対処方法とは?


「コーチングが上手くいかない」という人の話をよく聞きます。

コーチングに必要なエッセンスというのは、今や書籍やネットのどこかしらに必ず書かれていることですし、このブログサイトでも十分に情報提供をしています。

それにも関わらず、なぜ、コーチングが上手くいかないと感じる人が多いのでしょうか?


理由は単純です。コーチングのエッセンスの何かが確実に抜けているからです。

その”抜け”を最も確実に見つけ出す方法とは、身も蓋もない話ですが、「コーチをつけること」です。これ以上に確実な方法は存在しません。


しかし、どうして多くの人は、そこらにコーチングエッセンスなどたくさん残されているにも関わらず、それらにアクセスし、それらを自らに取り入れ活用し、コーチングをわがものとすることができないのでしょうか?

それは、人には誰にでも「スコトーマ」(心理的な盲点)があるからです。セルフイメージに合致しない情報を認識できないというのが私たちの認知の原理であり、限界でもあり、スコトーマとなります。

すぐ目の前に答えがあったとしても、その答えによって導き出される世界や結果がセルフイメージに合致しているものでなければ、私たちはその答えを見つけ出したり、活用することができません。

すべてはスコトーマの原理によって、世界が認識され、創造され、そしてコーチングの成功の可否さえもが決定されてしまうのです。

本日の記事は、そのあたりの認知のメカニズムとマインドのカラクリについて解説をしていきます。

マインドの働きとは?

平均的な人と高パフォーマンスの人(つねに運を切り開いているように見える人)の唯一の違いは、高パフォーマンスの人は異なる考え方をするため、もっと多くのものが見えているということです。

ただし、自分の能力や可能性について間違った信念や疑わしい信念が蓄積されると、それがそのまま行動に現れてしまいます。

スコトーマがあると、見たいものだけを見させ、聞きたいものだけを聞かせ、考えたいことだけを考えさせます。

一つの意見・信念・態度に縛られると、自分の信じることと矛盾するものに対してスコトーマを築きます。ものを見るときに先入観にとらわれ、何をするにも習慣にとらわれます。

スコトーマは変化や柔軟な思考や創造性を阻害します。これらのものは、私たちに情報を選別して集めさせるからです。

スコトーマを理解すると、人生のより多くの選択肢と機会が見えるようになります。

ルー・タイス(コーチングの創始者)


私たちはセルフイメージに沿った判断や行動を無意識に取ろうとします。そして、セルフイメージの外側にあることは見えなくなったり、受け入れようとはしません。

人が新たなる何か、基準や判断や行動を受け入れたり、見えるようにするためには、それらを受け入れるための心の準備が必ず必要になります。

準備ができていないと、どんなに素晴らしいアイデアや情報が目の前にあったとしても、それが見えないなどスコトーマに隠れ、スルーしてしまうからです。

ここで言う”心の準備”とは、セルフイメージの変革に他なりません。

セルフイメージとは、自分自身に対する思い込みのことです。その人の幸福感や豊かさはもとより、人生や生き方そのものを決定づけてしまう最もマインドの根底に位置するものがセルフイメージなのです。

人生とセルフイメージを決定づけるもの


ところで、世の中の多くの人たちは、そのような非常に重要なセルフイメージというテーマについて、どうしてもっと積極的に学んだり、取り入れたり、セルフイメージの変革方法について知ろうとはしないのでしょうか?

その答えもすでに述べたことになりますが、やはりスコトーマの原理です。彼らには、セルフイメージの重要性が、まるで見えていないのです。

多くの人は、高い志や人生のあり方についての意識が低く、したがってセルフイメージについて学ぶ必要性すらなく、セルフイメージ云々の話がスコトーマとなって、興味も湧かないのです。

もう一つ付け加えれば、そのような人たちに囲まれてばかりいると、無意識にその人たちの考え方や信念、基準等が知らず知らずのうちに自らに影響し、潜在意識に刷り込まれ、結局、日々接するまわりの人たちと同等の基準と信念を自らに取り入れてしまいます。

これを「同調効果」とか、「波動干渉」と呼びます。セルフイメージは、日々接する人たちと同調し合うのです。


このセルフイメージというのは、何によって決定されてしまうのかというと、本質的にはやはり「セルフトーク」です。日々、自分自身に語りかける言葉です。

このことを踏まえると、人生とは以下の要因によって、ほぼほぼ決定されてしまうことが分かります。

人生を決定づける要因

人生のあり方や質と基準値とは、

  1.  セルフイメージとセルフトーク
  2.  環境とまわりの人間関係

によって決まる。

私が今までに、このブログサイトにおいてマインドに関する様々な情報を散々と書いては述べてきましたが、すべては本質的に上記の2つの要因に集約されます。

セルフイメージとコーチング成功の可否


もう少し、マインドの持つ働きやセルフイメージの変革について話を突き詰めて考えてみましょう。

そうすると、コーチングが上手くいかないという人たちの本質的な問題点と改善方法とが、見えてくるようになります。

これまでの話を総合すると、「人生とはセルフイメージによって決まり、それは環境や周りの人間関係やセルフトークに依存する」ということを明らかにしました。

コーチングとは、人生の目的地をしっかりと決めて、それに向かって突き進んでいくためのマインドの上手な使い方のことです。そして、コーチングには「ゴール設定」と「ゴール達成」の2つの要素が存在します。

コーチングが上手くいかない人というのは、上記から考えると、以下の2つしか考えられないことが分かります。

コーチングが上手くいかない人
  1.  ゴール設定がきちんとできていない

    ⇒ セルフイメージが低くて、ゴールが見つからない


  2.  ゴール達成にきちんと進んでいない

    ⇒ セルフイメージが低くて、ゴール達成に向かわない
      あるいは、正しいマインドの使い方ができていない

いずれの場合も、両者とも「セルフイメージの問題でしかない」という結論に行き着かざるを得ません。

逆に言うと、セルフイメージさえ改善してしまえば、コーチングのすべての問題は自動的に解決していくことになります。


セルフイメージやセルフトークの理論が分かっていても、マインド変革に失敗してしまう人は数多くいます。

コーチング理論や、ゴール設定とゴール達成のロジックを理解していても(本当は理解しているつもりになっているだけ)、やはりコーチングが上手くいかない人もたくさんいます。”セミナー難民”という言葉が、それを象徴しています。

なぜでしょうか?

その答えも、これまでの話の通りです。彼らにとって、自己変革やマインド改革に本当に必要なことがスコトーマとなって見えていないだけなのです。

理論をいくら学んだところで、その人に本当に必要なエッセンスと、何らかの致命的なマインドの足かせを外さないかぎり、理論と知識は何の意味も持ちません。

「ただ知って終わり」「ただ学んだつもりになっているだけ」なのです。この状況の元凶ですら、やはりセルフイメージの問題に帰着します。

私たちは実際に目にするものを真実として受け取りがちですが、何かをまっすぐ見つめているにもかかわらず、それを見ていないことがあります。

習慣や条件づけされた思考から離れられず、可能性を考えることで見えてくるはずの他の選択肢を締め出してしまいます。

習慣や条件づけが邪魔をして、自分が望む人生に焦点を合わせることができなくなってしまうのです。

ルータイス(コーチングの創始者)

マインド変革に本当に必要なこと


このように話を進めてくると、セルフイメージを変えることが、いかに本質的であり、また、いかに厄介な問題であることかが、お分かりいただけると思います。

しかし、本音を言えば、コーチングがきちんと指導され、理解できると、本当は「セルフイメージを変えることなど造作もないことだ」ということも分かります。

この差は、スコトーマの原理としか言いようがありません。認知のメカニズム、恐るべしです。


セルフイメージの形成について、もう一歩掘り下げます。

ここの部分の理解と実践こそが、セルフイメージ変革に失敗してしまう人、コーチングが上手くいかない人たちに起きているマインドの原理を解決する唯一の方法になります。

コーチングでは、ゴールを達成するために、以下の3つの方法を用います。

ゴール達成にすべきこと
  1.  ビジュアライゼーション
  2.  アファメーション
  3.  セルフトーク

「本当にこれだけですか?」「これだけで本当にいいのですか?」と勘繰る人がいるかもしれません。

しかし、本当にこれだけです。これらはそのまま、セルフイメージを高める技術と言い換えることもできます。この3つがしっかりとできていると、コーチングは成功するしかありません。

もしこれらを使って、マインド変革やコーチングが上手くいかないというのであれば、この3つのうちのどれかのやり方に欠陥があるとしか言いようがないのです。

事実、これまで私が多くの人たちのコーチングに対する姿勢と向き合い方を見てきて、例外はひとつ残らずありませんでした。

その人たちを見ていると、「スコトーマで見えていないんだな~」という印象と感想を持ちます。


彼らは特に、セルフトークの実践と改善がよろしくないように感じます。

「ゴールに集中して、セルフトークを自分の望むことだけを自分に語りかけるように」と言っているそばから、ネガティブ・トークを連発し、終始します。

まぁ、気持ちはよく分かります。スコトーマで自分の発するセルフトークが見えなくなっていますし、無意識にネガティブなセルフトークをしていますから、意識に上がらないので自分だけで改善しようにも出来ないのです。

そのための指針として、ネガティブなセルフトークを意識に上げるために、アファメーションを大いに活用すべきなのですが、「アファメーションが思い浮かばない」とか、「アファメーションが自分には向かない、めんどくさい」などとよく聞かれます。

ただ、こちらの立場として言わせてもらえば、「スコトーマでアファメーションの重要性が見えていないだけ」「スコトーマでアファメーションに対し肯定的に向き合えないだけ」ということになります。

やはり、スコトーマの原理とセルフイメージの問題に帰着します。

さらに、「ビジュアライゼーションをきちんと実践しているのに、人生が変わらない」という人もいます。

こういう人たちの場合も、よくよく観察してみると、「セルフトークがよろしくないのでセルフイメージが上がらず、潜在意識がビジュアライズしたことを受け付けていない」という状況に陥っています。

やはりセルフトークの問題です。

このあたりの詳細は、以下の記事が参考になります。

成功への鍵となるもので、私が教えられる最も重要なことはおそらく、セルフトークです。

ルータイス(コーチングの創始者)

マインドの持つリアリティと現実化

人間は、脳内に持つリアリティにしたがって判断し、行動する

セルフイメージやコンフォートゾーンを決定づける最も根本となる要因とは、「脳内のリアリティ」です。

リアリティとは、その人が頭の中に持つ真実であり、信念であり、「最も臨場感の高い世界とイメージ」というのが、その本質的な答えです。

ライフィングコミット 杉本

「頭の中に存在するイメージや世界観(ゲシュタルト)のうちで、最も臨場感の高い世界が現実化する」

これが、マインドにおける最も根本的かつ重要な原理・原則です。

そして、このリアリティに最も強く影響を与え、貢献するものが、「ビジュアライゼーション」「アファメーション」「セルフトーク」の3つになります。

脳内のリアリティを変える難しさ


理論やロジックだけをこのように並べると、脳内のリアリティを変えることは一見、とても容易に感じますが、現実問題として、じつはそうでもありません。

ここの問題点こそが、コーチングの可否を決定したり、世間一般に言う自己変革の難しさという形で、問題を複雑にしています。

ゴールの世界のリアリティ > 現実世界のリアリティ

自己変革をしたい、あるいはゴール達成を目指したい人にとってすべきこととは、じつはこの単純な方程式によって示されます。

上記の式が満たされると、脳はゴールの世界が最もリアリティに満ちた自分らしい世界と認識し、それを自分にとっての真実として受け入れ、コンフォートゾーンとして選択されます。

コンフォートゾーンとは、無意識に居心地の良さを感じる「自分にとっての慣れ親しんだ場所や空間や領域」のことです。

  1.  コーチングのゴール達成方法とは、ゴールの世界をコンフォートゾーンとすること

  2.  マインドとは、コンフォートゾーン(セルフイメージ)に沿った場所に身を置こうとクリエイティブに働く

  3.  セルフイメージやコンフォートゾーンさえ、ゴールに見合ったものにすれば、ゴールは自然に無意識によって達成される

  4.  コンフォートゾーンとは、脳内の最もリアリティの高い世界が選択される

  5.  「ゴールの世界のリアリティ > 現実世界のリアリティ」を目指すために、「ビジュアライゼーション」「アファメーション」「セルフトーク」を駆使する

ゴールの世界のリアリティというのは、ゴール達成前の時点では、当たり前ですが、頭の中にだけ存在する架空の世界です。

そして、現実世界のリアリティというのは、いつも目の前に広がっていますから、放っておいてもリアリティは上がるに決まっています。

したがって、普通にしていたら、
「現実世界のリアリティ > ゴールの世界のリアリティ」
となります。

これが、多くの人がコーチングや自己変革に失敗する本質そのものです。

セルフトークにしたって、普通に人と会話や独り言を言えば、自然に目の前の現実世界に合致した内容になりますから、それによって我々は、半ば自動的に現状のリアリティを肯定し続け、現在のセルフイメージを強化し、現状維持に徹することになってしまいます。

普通に流れに身を任せて生活をしていると、

⇒ セルフトークが現状に合致したものになる

⇒ 脳内で現状のリアリティがどんどん強化される

⇒ ゴールや望む世界のリアリティなど一向に高まらない

⇒ セルフイメージやコンフォートゾーンの現状維持

⇒ 人生が変わらない・ゴールが達成できない

リアリティを変えるのは強い感情の力


コーチングの創始者であるルータイスは言います。

ルータイス

頭の中のビジョンや理想、目標、あるいは将来を今の現実より強力でリアルにしたいと思うのなら、感情の力を使うことが必要です。

「明確さ」と「思いの強さ」と「繰り返し」によって、頭の中のイメージが変わり、コンフォートゾーンがゴール側に移行し、物事がそうあるべき新しい感覚が生まれます。

このルータイスの言葉こそが、本日のブログの最大のテーマとなる脳内のリアリティに関する真実です。

目標に対する信念と思いの強さ、ゴールを真摯に望む確信、これらは「本気」という言葉に言い換えることもできると思いますが、この非常に強い「ゴールへの渇望感」と「現状に対する不満」の2つの感情こそが、脳内のリアリティに奇跡を起こします。

そして、「ビジュアライゼーション」「アファメーション」「セルフトーク」をしっかりと実践するようにします。

これらは、「しなければならない」などという強制感で行ってはいけません。ゴールが本当に欲しいから、楽しくて楽しくて仕方がないから、その気持ちが最初にあって、「ゴールをイメージしよう」「ビジュアライゼーションをしっかりやろう」「自分らしいアファメーションを作ろう」「セルフトークをきちんとしよう」という感情とやる気が芽生えてくるのです。

すべては、強い感情が先にあって為されるものであるべきです。

このような姿勢でコーチングを実践すると、脳内のリアリティは変わるしかありません。自己変革は成功するしかありません。人生が変わらないはずなどないのです。

人生が変わらない人たちへ

  •  「ゴールが見つからない」などと、ぼやいてはいませんか? ゴールは必ず見つかるのです!!

  •  「人生が変わらない」などと、ぼやいてはいませんか? そのセルフトークをやめる気持ちは本当にありますか?

  •  あなたのゴールは本気ですか? バランスホイールはできていますか?

  •  現状の外側という漠然としがちなゴールの世界のリアリティを高めるために、より具体的なサブゴール(ミニバランスホイール)を書き出していますか?

  •  ビジュアライゼーション・アファメーションはきちんと行っていますか? アファメーションはセルフトークの一部であり、また、ビジュアライゼーションを容易にします。

  •  完璧など求めません。セルフトークへの意識と改善の気持ちはありますか?

  •  身の回りの人間関係は、上記の事柄をポジティブに導く人たちですか? 人間関係の断捨離は必要ですし、また、ゴールやアファメーションをむやみに他人に話してはいけません。

  •  最後に一言、あなたは本気ですか?

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