ゴール設定

約束という名の最強のゴール設定

約束という名のゴールは、あなたの人生における心の支え、生きがいや存在意義そのものであり、力強い目標・人生の指針と目的地になり得ます。

他人との約束を明確にしておくと、あなたの人生はより力強くたくましく、また大いなる輝きに満ち溢れることでしょう。

ワーク: 約束


あなたにとって、下記の対象や人物たちとの「約束」とはどのようなものですか? じっくりと考えてみてください。

それがあなたを人生における大いなる成功と繁栄に導くのです。

  1.  家族や愛する人との約束
    (家族と一緒に目指すゴール)


  2.  両親との約束
    (親孝行のゴール)


  3.  人生の師との約束
    (師への恩返しのゴール)


  4.  親友や友人との約束
    (友と目指すゴール)


  5.  社会との約束
    (理念・社会貢献のゴール)


  6.  天との約束
    (先祖やお天道様に向けた人生の究極の目的地)


約束は、約束をする対象の人に話してはいけません。

ゴールは基本、他人に言ってはいけません。他人に話すと、「ゴールを宣言してしまったのだから、きちんと守らねば」というネガティブなHave-to感情が芽生えてしまう可能性があるからです。

「しなければならない」は、あなたの能力やパフォーマンス、自由と創造性を奪います。

あなたのゴールや約束は、あなたの心の中だけで、ひっそりと完結すればいいのです。

ワークの解説


オリンピック選手で金メダルを勝ち取った選手の言葉に、「メダルをお母さんの首にかけてあげたい」というものがよく聞かれます。

こうしてメダルを取った選手たちの心の支えや強さの原動力、そしてゴールの目的というのは、「家族であったり、大切な人との関わりやその存在、自分にとってかけがえのない人物たちとの約束」であったということが多くあります。

つまり、一人でゴールを達成したのではなく、大切な人と一緒にゴールを目指したのです。

たった自分一人で、自分のためだけに目指すゴールというのは、時としてもろくはかなく、孤独であり、分離不安を誘発する場合があります。

分離不安については後述しますが、「孤独不安によって、自分を信じられなくなる」ことです。そうしてエフィカシーやセルフイメージを極端に低下させます。


一方で、他人と一緒に目指すゴールというのは、強さと責任感が伴います。心に深い拠り所を生じ、また、自信と確信にもつながりやすいものです。

これは、何もオリンピック選手だけに限ったことではありません。私たちの身の回りにも多く自然に存在しているものです。

  •  「家族と一緒に目指すゴール」

  •  「仲間やチームで目指す目的地」

  •  「親孝行と先祖供養」

  •  「恩に報いるための師との約束」

  •  「企業組織の理念と目標」

  •  「社会貢献」

バランスホイールの重要性と分離不安のメカニズム

① ゴール設定の利己と利他


人生の目標であるゴール設定(バランスホイール)には、大きく分けて「自分のための利己的な目標」と、「他人や社会のための利他的な目標」の2つがあります。

バランスホイールの例
  1.  職業、社会的地位や名誉
  2.  お金、収入、資産
  3.  趣味、余暇、スポーツ
  4.  健康、美容、鍛錬
  5.  生涯学習、語学、今後の挑戦
  6.  住環境、所有物
  7.  家族、家庭、教育
  8.  人脈、人間関係、パートナーシップ
  9.  地域活動、社会貢献 など

利己と利他の2つの目標
  1.  社会的ステータス、趣味や生きがい等、自分に向けた利己的目標

     ⇒ 社会的成長と成功(能力の向上)


  2.  家族や他人、広くは国家や社会、地球に向けた利他的目標

     ⇒ 人間的成長と成功(人間性の向上)

② 利他ゴールの重要性


利己のゴールだけを追求し、自分のためだけの成功と成長を追い求めると、人生がいつかは必ず破綻します。

理由は単純で、自分のことしか考えない人を相手にする人はいないからです。部下や社員、家族や友人など、すべての人が離れていきます。

これは至極真っ当で当たり前のことなのですが、それでも現実にこのような人は、世の中に数多く存在します。

経営者やリーダーの場合は、「この会社は俺のものだ」「俺の言ったとおりにやればいいんだ」などと言う人です。

家族の例で言えば、家庭をほとんど顧みず、仕事や自分の趣味にばかり時間とお金を使う人です。

こうした人はほぼ確実に、孤独な人生と晩年、破綻した家族関係と金銭状態に陥ります。

③ 分離不安とは?


分離不安という心理的現象があります。分離不安とは、文字どおりに「分離する・孤独になることで不安感じる」心理のことです。

人は孤独になったり、一人ぼっちでいると、自分を信じられなくなります。当然、セルフイメージやエフィカシーも極端に低下します。自分の存在や目標に自信が持てなくなり、不安に陥って何もできなくなってしまうのです。

この状態で、「さらなる大いなる人生の成功を手にする」とか、「現状の外側のゴールを達成する」などといったところで、分離不安に陥るとエフィカシーやセルフイメージが極端に低下してしまいますから、利己的なゴールを目指すだけでは、分離不安によって必ず限界を迎え、破綻し、ゴールを目指せなくなってしまいます。

利己的なゴールのみを目指す

⇒ 周りから人がだんだん離れていく

⇒ 孤独になって分離不安に陥る

⇒ エフィカシーやセルフイメージが極端に下がる

⇒ ゴール達成はおろか、何もできなくなり人生が破綻する

これが利己的なゴールのみを追求し続けた人の末路です。

ゴール達成のメカニズム

① ゴール達成に最も重要なリアリティ


ゴールを達成するために最も重要なことは、コーチングの場合、「ゴールの世界のリアリティ」です。

これは「ゴールの世界にいる自分の姿や自分から見える世界の姿に強い臨場感を感じる」と言い換えることができます。

要は、「頭の中でゴールの世界をリアルに感じている」ということです。

人間の脳は、少なくとも2つの世界観を潜在的に頭の中に持っています。これは「ゲシュタルト」とも言います。

ゲシュタルトとは、複数の要素が折り重なってできた「まとまりを持った姿や形や人格」のことです。

脳内の潜在的な2つのゲシュタルト
  1.  現状の世界観・セルフイメージ

  2.  ゴールや目標の世界観・セルフイメージ

人は内在的に少なくとも上記の2つの世界観・ゲシュタルトを頭の中に描いています。「今の自分」と「未来の理想の自分」です。

ここで重要なことは、この先あなたの来たるべき未来が、「今の自分」の延長なのか、それとも、頭の中に描かれている「未来の理想的な自分と世界」になるのか、そのどちらなのかということです。

そのキーポイントは何かというと、「ゴールの世界のリアリティ」なのです。

人の潜在意識というのは、頭の中でリアリティが最も高いものを自分らしさとか、セルフイメージとして選択するようにできています。

人間は、脳内の最も高いリアリティに従って判断し、また行動をするのです。

② 想いの強さこそ最強のリアリティ


頭の中のゴールのリアリティとは、どのようにしたら高めることができるのでしょうか?

その答えは、以下の「コーチングの創始者ルータイス」の言葉に集約されています。

コーチングの創始者、ルータイス

「明確さ」と「思いの強さ」と「繰り返し」によって、頭の中のイメージが変わり、コンフォートゾーンがゴール側に移行し、物事がそうあるべき新しい感覚が生まれます。

ルータイス 著「アファメーション」p210より引用



本日のワーク「約束」とは、上記の「明確さ」と「思いの強さ」と「繰り返し」のすべてを満たすものです。

自分にとってかけがえのない人たちとの約束は明確なものです。

そして、相手がかけがえのない人たちだからこそ、その想いも自然と強いものになり、そうしてまた心の中に深く刻み込まれることで、想いが繰り返されることにもつながっていきます。

ライフィングコミット 杉本

あなたの大切な人たちとの「約束」とは、最強のゴール設定なのです。

冒頭の繰り返しになりますが、約束やゴールは、他人に話してはいけません。

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