生き方・心の在り方

【ワーク】超一流になるには?

ワーク


ゆったりとした落ち着いた気分と環境のなかで、じっくりと時間をかけて、取り組んでみてください。

① あなたは人さまのために、拝めますか? 手を合わせて、真摯に感謝の気持ちを手向けることができますか?




② あなたが本気で心から拝みたいと想う人は誰ですか?




③ 本当に、上記の人たちだけですか? 誰か、忘れている人はいませんか?




④ 上記の人たちに対して、どんな恩返しをしたいですか?




⑤ 上記の人たちに対して、何を約束しますか?




⑥ 上記の人たちを思い浮かべて、あなたが見習うべきことはありますか?




⑦ 上記の人たちに対して、恥じない生き方とは、どのようなものだと思いますか?




⑧ 思い浮かんだ目標、キーワード、アファメーションはありますか? それは、どのようなものですか?




解説

ライフィングコミット 杉本

人を拝んだり、信仰心を持つというのは、謙虚で素直で真摯な心をつくります。

人は、他人に認められたいという「承認欲求」や、自分が重要人物として扱われたいという「自己重要感」の心理を、誰しもが持ち合わせています。

この心理について、詳しくはこちら


こういった心理自体は、決してよくないものではありません。このような心理があるからこそ、人は自らを高めようとしたり、成長しようとしたりといった、前向きでポジティブな感情が生まれるのです。

しかし、この心理や感情が行き過ぎ、亢進(こうしん)しすぎると、相手に対して、傲慢な態度をとったり、不遜(ふそん、思いあがること・つけあがること)な人格を形成してしまうことが少なくありません。

「調子に乗ること」と「図に乗ること」は、本質的に違います。

前者は自分の心の中で完結するものであり、後者は他人の心や気分に対してネガティブに働くものです。


じつは、そこそこのお金持ちや成功者たちが、本当の意味での大金持ちや真の大成功者となれない場合の本質的な問題点・要因とは、ここにあります。

要するに、そこそこに成功をして、”図に乗って”しまうのです。

図に乗ると、他人に対して、とかく横柄な態度をとるようになりますから、そんな態度をとる人物に対して、周りの人が好意を抱いたり、「この人についていこう」などと思うはずがありません。

確実に、まわりの人の気持ちが離れていってしまうのです。


この点に関しては、組織や企業の場合は特に顕著です。

組織のトップや経営者、経営幹部、上司やチームのリーダーたちが、図に乗ってしまった状態で、その組織が健全に、もしくはモチベィティブに機能するはずがありません。

実際に、組織や企業で業績が圧倒的に高いところというのは、謙虚で人格の優れた指導者に率いられ、組織に関わる人たちのモチベーションが非常に高いものになっています。

人々や社会の幸福に役立つ果敢な理念のもとで、組織全体が利他的なマインドを築き、顧客に喜びや感動、驚嘆を与えるような商品やサービスを提供しています。


図に乗らないための一番の方法とは、「感謝の気持ち」をもつことです。

相手に対して、「真摯で誠実な感謝の気持ち」をもつ人物が、横柄で不遜な態度をとるはずがありません。

感謝とは、人が健全で、促進的かつ発展的な人生や組織を育むうえで、最も根源的に位置する重要な心の働き、モチベーションとなるものです。

そして、そうした感謝の気持ちを初心に立ち返って、潜在意識の奥深くにまでしっかりと落とし込むことができるのが、本日のワークになります。

名言集

小さい会社の経営であれば、率先垂範して部下の人に命令しながらやることも必要だけど、これが百人とか千人とかになれば、それではあかんね。心の底に、「こうしてください、ああしてください」というような心持ちがないといかん。

これがさらに1万人、2万人となれば、「どうぞ頼みます」という心境に立たんと駄目やな。けど、もっと大きくなると、部下に対して「手を合わせて拝む」という思いがないと、いかんということや。

わしはそういう心で経営をやってきた。

松下幸之助(旧 松下電器、現 パナソニック創業者)

「道を知る」とは、ものごとの真の目的を正しく理解することです。経営者に必要なのは、方法論よりもまず、「道」を学ぶことです。

道とは、「本来あるべき姿」です。長い時間をかけて、たくさんの本を読み、大勢の人の話を聞き、成功も失敗も含めたさまざまな体験を積み上げていった先で、ようやくたどり着くことができるのが、道だと思います。

経営者の本来あるべき姿とは、社員を幸せにすること、そして、それを通じて世の中の幸せに貢献することです。そのために、よく学び、そこから導き出した理念にのっとり、勇気をもって、人の行かぬ道を歩む。時代の変化をしっかりと見極めながら、次代を担う経営者や社員たちに必要な研究開発投資をおこなう。それが経営者の道だと思います。

塚越寛 著「末広がりのいい会社をつくる」


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