お金・金運・資産

他人にお金を貸してはいけない理由


お金に関する本を読んでいると、たまに、「他人にお金を貸してはいけない」「人にお金を貸すべきではない」という文言を見かけます。

つい最近に見かけた文言は次のものです。

「借り手にも貸し手にもなるな」という有名な格言がある。シェイクスピアの悲劇「ハムレット」に出てくる言葉だ。

個人的なお金の貸し借りをすると、お金と友人の両方を失うことになる。お金を借りるのは、相手に自分はお金を管理する能力がないと言っているようなものだ。経済的に頼ったり、頼られたりする関係が生じるのは、人間関係において良くない。

ジム・ロジャーズ 著「危機の時代 伝説の投資家が語る経済とマネーの未来」

私も過去に何度か他人にお金を貸したことがあるのですが、絶対にとは言いませんが、他人にお金を貸すべきではないと考えています。

どうしてそのように考えるようになったのかをご紹介しようと思います。それが皆さんのマネーライフの糧に、少しでもなれば幸いです。


ある友人が、電話をかけてきました。「お金を貸してほしい、50万円ほど」というのです。返す当ても、わりと大きな仕事の入る予定もあるから、一か月ほどで返すと言います。

そのときはあまり理由を聞かず、こちらも深く考えることもせず、「まぁいいか、人生お金に困ることくらい誰にでもあるだろう」と思い、お金を貸すことにしました。

約一か月後、どうなったのかというと、借金の返済があって、一週間後から暮らすお金がないから、もう50万円貸してほしいと電話がかかってきました。

ずいぶんと一回目の電話と印象が違いすぎるというか、びっくりしますよね。「え、一か月でお金返すどころか、さらに50万円も?!」と、誰でもそのように感じると思います。

さすがに、少し突っ込んで聞きました。すると、結構色んなところからお金を借りているようで、銀行などからの借り入れの返済で、多少の仕事が来ても、返済にその報酬のほとんどが持っていかれてしまう状況。まさに火の車です。

持ち金が多少あっても返済があるから、それを払うと本当に生活ができないと言って、半分脅しじみた感じで私に借り入れを迫ってきました。

後を引かなそうなので、仕方なくもう50万円を貸すことにしました。

ちなみに、大きな仕事が決まる予定だから、数ヶ月で返せると言います。特に利子とかもありませんし、担保も設定していません。


さて、数か月後、どうなったのかというと、メールで、「もう少し返済を待ってほしい、仕事が決まらなかったから」と連絡が来ました。

ちょっとムカつきましたね。予感は的中、お金の管理ができない人なんだろうなという印象が、もうすでにありましたから、案の定です。

私がイラっとしたのは、返済が遅れることよりも、肝心なお詫びがメールで済まされたことです。

借りるときだけは調子のいいことばかり言って、仕事が決まるとか、すぐ返せるとか、普段は連絡も電話もしてこないような人が、そのときだけは電話をかけてくる。

そして、返せないときはメールで済ます。本当に人として成っていない。

その人が二回目のお金を借りたときは、「今度食事をご馳走させてください、高いものは難しいですが」と言っていました。

ところが、一向に食事のお誘いもありません。本当に口ばっかりで、行動が伴っていません。期待はしていませんが、お礼の贈り物とかも一切にない。

「本当にこの人、気も利かないし、仕事もこれじゃ大してできないだろうな~」と残念な気持ちになりました。


それから、早2年が経ちました。

結局返済は全くありません。電話もありません。数回は「お金を返済できず、遅くなって申し訳ない、頑張っています、光明があります云々」というメールが来ました。メール自体は非常に丁寧なのですが、相変わらず、行動に伴いがない。

すぐに全部返せなくても、毎月ほんの少しずつでも返すとか、そういう姿勢がまだあるのなら理解もできるのですが、あまり誠意を見せて、返す気持ちがきちんとあるという感じではないようです。

それほどまでに、窮屈で慎ましい生活をしているのでしょうか。それは私にも分かりません。

そういえば、「返すのはいつでもいいよ」と相手を安心させるために言った記憶があります。

そのせいなのかもしれませんが。


そして事件が起きます。

私は普段はFacebookをあまり見ないのですが、ふとアプリをいじくっていると、その人が最近ペットを飼い始めた姿を見てしまいました。

さすがに怒りがこみ上げてきましたね。「動物飼うお金があるのなら、きちんと借りたものを返すのが先だろ」と。

こういう人って、いつきちんとお金が返ってくるものやら、分かりませんね。

多分今後も、少しのお金の余裕ができたのなら、返済するのではなく、利己に使うのでしょう。


お金の管理がきちんとできない人の理由をよくよく見てみると、理由はごく単純です。「使うから」です。

「収入 > 支出」の厳守をずっとしていれば、いやでも小金持ちにはなれます。

もちろん、世の中突発的な事象とかが色々とありますから、お金を借りることが悪いことだとは思いません。時としてそういうこともあるでしょう。

企業などがビジネス展開で銀行からお金を借りることは、真っ当な経営のひとつだと言えます。銀行側から見たら、立派な投資です。

ただ、個人間でのお金の貸し借りは、極力控えた方がいいでしょう。

今回の私の経験の場合、相手がどうしてなかなかお金を返さないのかというと、以下がその大まかな理由でしょう。

  1.  相手のお金を返す気持ちが薄い
  2.  利子や担保がないから、返す気持ちが薄らぐ
  3.  個人間での賃借は、利子や担保が煩わしい
  4.  相手にお金の管理能力が低い

「人に貸したお金って、本当に返ってこないよね~」とよく聞きます。

本などを読んでいても、人間関係を壊さないためにも、余計な感情の軋轢を生まないためにも、そして、自分の大切な資産を守るためにも、お金は貸してはいけないと言います。

確か、日本一の大富豪で有名な斎藤一人さんも、書籍かyoutubeかは忘れてしまいましたが、貸したお金はほとんど返って来なかったと告白しています。


お金の管理ができない人の話をもうひとつすると、私の身内で、旦那が仕事をほとんどせず、すぐにやめてしまい、今は別居状態で生活にとても困っている女性がいて、その母親は娘の生活を案じて、80歳近いのにも関わらず、毎月20万円もの生活支援をしています。

そして、その一方で、その女性は犬を飼っています。私は大バカ者だと思います。

きちんと収入稼ぎが十分にあって、余裕もあって、それで誰に迷惑をかけるのでもなくペットを飼うのであれば、何の問題もありませんが、いい年をして親から毎月20万円もの支援をしてもらいながら、犬を飼ったり、その女性の息子が車の免許を取りたいというから、免許のお金を出してあげるとかやっています。

では、その息子は免許代の足しのためにバイトでもしているのかというと、何もしていない。

この状況下に、私は心底落胆と、あきれ果ててしまいます。

きちんと社会に貢献して、どんな職業でもいいから人さまに役立つ仕事をして、そして稼いだお金の範囲内で、それなりの生活や贅沢をすればいいだけの話なのですが、それができない人がいるわけです。

人のお金で贅沢をしたり、一時だけのいい気持ちになったとしても、本当の意味での幸福には全然なれないことを、どうして彼らは気づかないのでしょうか。

いつかは必ず、大きな痛手としっぺ返しを食らうに決まっています。


この世界には、「自分の放った発したものが、そのまま自分に返ってくる」という真理、法則、秩序が働いています。

お金に関してもまったくそうで、社会に対して何らかの価値や喜びや機能をきちんと提供していると、いつかは必ず報われ、その対価として自らに富と豊かさが舞い降りてきます。

これを「仕事」と言います。もしくは、「作用・反作用の法則」です。

「放ったものが返ってくる」ということは、「放たないものは返らない」ということでもあります。

すなわち、他人や人々に対して幸福や豊かさを与えないと、いつまでたっても、自分にも富や成功や豊かさを享受することはできません。

非常にシンプルかつ、重要なこの世のあり方です。


今日のブログで私が言っていること、本質的な部分というのは、次の3つだけなのです。

  •  個人間でのお金の貸し借りは、なるべく避けるべき

  •  「収入 > 支出」の厳守

  •  成功 = 他人に与えた喜びや感動や価値


お金を誰かに貸すときには、それがどんなに少額であっても、それが安全に戻ってくることを、前もって必ず確かめなくてはならない。

まとまったお金は、それを手に入れた人間のところに、それまでよりも大きな責任と、それまでとは異なった立場を運んでくる。持ち主の好意が仇(あだ)となりうる機会も、お金は運んでくる。

もしも友だちを助けたいのなら、友だちの責任を肩代わりすることにならないような方法で、それを行うべし。

親しい間柄であれば、大切な人間関係が破綻する。

自分の大切な財産を誰かに預けるときには、その相手が誰であっても、助けてあげたいという心情だけで決断したりは、決してしないことだ。

相手が家族や友人であっても、同じこと。もしも彼らが返済できなかったとしたら、そのとき君は、自分の大切な財産のみならず、彼らとの大切な人間関係も失うことになってしまうんだからね。

返済能力を持たない家族や友人たちを助けようとするときには、自分の財産を失ってしまう危険を冒すことにない方法を、賢く見つけ出すしかない。

お金というものは、安易にほかの人たちにゆだねると、自分が野放図に無駄遣いするのと同じくらい簡単になくなってしまうものなんだからね。

お金には、良い働き口を見つけてやれば、そこで意欲的に働き、新たなお金を着々と稼ぎ出す習性があるわけだからね。

お金を、常識外れの報酬を約束する仕事に就かせることは、それを消失の危機にさらすことにほかならない。

”大きな後悔を招く小さな不注意”

ジョージ・クレイソン 著「バビロンでいちばんの大金持ち」p174~203より引用要約


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