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抽象度とは?!

こちらのブログ記事は、「抽象度(ちゅうしょうど)」「情報空間」「物理空間」という言葉の説明のみの内容になります。


抽象度は、分析哲学という学問にある考え方で、分析哲学の中に出てくる「Levels of Abstraction」、直訳すれば、「抽象性のレベル」といったところでしょうか。

その考え方を、認知科学者(前 機能脳科学者)の「苫米地英人(とまべちひでと)博士」が日本に紹介し、「抽象度」という語訳をつけ、広めたものです。博士は、アメリカのカーネギーメロン大学の哲学科で、Ph.D(博士の学位)を取得されています。


抽象度とは?!


思考の概念には、階層性があります。

例えば、「犬」と「猫」と「動物」という3つの概念を比較したとしましょう。

「動物」という概念は、「犬」と「猫」を包含する形になります。「犬」と「猫」の一つ上の階層に「動物」があるわけです。

抽象度とは、概念に階層性がある中で、その概念を定義(表現)する情報量の大小の度合いのことを指します。または、情報空間における”視点の高さ”ということもできます。

抽象度が高いほど概念を表す情報量は少なくなり、抽象度が低いほど概念を表す情報量は多くなります。

「犬」と「動物」という概念を比較したとき、「動物」を定義する情報があって、そこに「動物という概念」を「犬という概念」にするための情報を付加することで、「犬」という概念が定義できます。

例えば、動物を定義する情報に、胴体が横で脚が4本、尻尾があって、ワンと鳴き、毛が全身に生え、肉球があり、、などと情報が加わることで、犬を定義する情報ができあがります。

「動物」を定義する情報量よりも、「犬」を定義する情報量の方が多く、この状態を「動物は犬よりも抽象度が高い」と表現します。

そして、「犬」と「猫」と「動物」という概念を並べてみると、階層性を考えたとき、「動物」は「犬」と「猫」を包含しているので、この状態を「動物は犬を包摂(ほうせつ)している」、「動物は犬と猫の両方を包摂している」と表現します。


抽象度が高くなるにつれて、概念自体を表す情報量は少なくなりますが、包摂・包含する概念の数や潜在的な情報量は増えていきます。


情報空間とは?!


私たちが生きているこの世界は、じつはすべて「情報」でできています。

すべての物質は、それらを構成する「分子」または「原子」の組み合わせや配列の仕方によって成り立っています。「水素」「炭素」「窒素」「酸素」「鉄」「アルミニウム」「金」「ウラン」などがよく知られています。

そして、その原子は、中心に複数の陽子と中性子をもち、その外部を電子がまわっているという不思議な構造をしています。陽子や中性子や電子の数の違いが、原子の種類と性質を決定しているという、非常にシンプルな骨格を成しているのです。

では、その陽子と中性子は、何でできているかというと、数ある「素粒子(そりゅうし)」の組み合わせから形成されています。ちなみに、電子は素粒子そのものです。

さらに一歩進むと、現代物理学を最も統一的にみる大統一理論として目される可能性があるとされる「超ひも理論」ですが、これによると、「素粒子の種類や性質は、なんと「短いひもの振動の仕方」で決まるといわれています。

これに関しては、完全な実証はなされていません。というより、あまりに気が遠くなるほど極小すぎて、観測できないので証明・実証しようがない。あくまで、こう考えるとどうか、うまくいくのではないかという演繹的・物理数学的な推論になりますが、非常に有力な説として量子論の世界では、広く知られているものです。

「ひもの振動の仕方」こそが、物質を構成する最小単位であり、素粒子や原子や物質の性質を決めているとすれば、ひもの振動の仕方とは、「情報状態の違い」に他なりませんから、「すべての物質は、情報でできている」ということができます。


さて、認知科学のひとつの到達点として、この世界は、1人ひとりの脳や心に存在・内在する、多くの様々な”情報”によって形作られています。

人間は、自らが長い年月をかけて獲得してきた多くの情報を、自身の脳が処理をして事物や現象や世界を認識し、分析し、判断や行動の糧とします。

私たちにとってこの世界とは、どこまでいっても”情報だけ”で構築されている「情報空間」なのです。

そして、この情報空間における「視点の高さ」を表すのが、先の解説にでてきた抽象度です。


物理空間とは?!


また、この情報空間は、五感でキャッチした情報を脳が処理することによって認識が生まれますが、この五感で”体感”できる世界のことを「物理空間」と呼びます。

つまり、情報空間の中で一番下の階層、抽象度に位置するのが物理空間なのです。

情報空間と物理空間とは、本質的に同じもの、というより、私たちの住むこの物理世界・物理空間は、情報空間の一部になります。

ここの部分の理解は、誤解が多く、正しい認識と理解が不可欠です。というのは、多くの人は、「目の前に広がる物理世界・物理次元がまず先、前提にあって、その中に一部として情報(空間)がある」という認識をしているからです。

しかし、現実にはその順序がまったく逆で、先に(というか抽象次元の上に)情報空間があって、それに付随する形で、物理世界・物理空間がぶら下がっている、存在をしています。

言い換えると、物理空間とは情報空間の写像であり、「情報が先、物理は後」「情報空間が表で、物理空間が裏」という見方が大切です。

物理空間の最たる特徴としては、物理法則という束縛、秩序が働いていることも重要です。


主要参考文献: 苫米地英人 著「超瞑想法」




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