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アファメーション

人生を思い通りに変える究極の秘薬づくり

人生を最も簡単かつ確実に思い通りに変えるための秘薬の作り方について、解説をしようと思います。

大女優の美肌の秘密


以前にこんな話を聞いたことがあります。

ある大女優が80才という年齢で亡くなる直前まで、まるで若い女性のように非常に美しい肌であったというのです。

そして、その女優がなぜ、そんなにも美しい肌を保っていられたのかということに多くの関心が寄せられました。

私はこの女優の名を知っているのですが、女優のこの逸話について調べてみると、記録としてきちんと残っている何らかの書籍や記述を見つけることができなかったため、ここでは「ある大女優」という表現を使わせていただくことにしました。

しかし、ここではその女優の名前は、あまり重要ではありません。重要なことは、彼女がどのような方法を使って美肌を保っていられたかということです。


彼女が使っていた方法とは、こうです。

毎日の食事の際、食べる直前に、食べ物に対してこう語りかけます。

「私の肌を生まれた時の状態にしてくれてありがとう」

言葉という人生の究極の秘訣


その女優が使っていた美肌の秘密・方法とは、こんなにも単純なことです。誰でも真似をしようと思えば、簡単にできてしまいます。

問題は、多くの人がこの方法を信じるかどうか、あるいは、実践して継続するかどうかでしょう。

あなたはこの方法をどう思いますか? 信じますか?

それとも迷信やおとぎ話、オカルトなどと言って一笑に付すでしょうか?


コーチングの技術や認知科学をはじめとする脳と現実世界との関わりなどを探求していくと、環境や人生を変えるための究極の方法とは、「こんなにも非常にシンプルで単純な答えに行き着かざるを得ないのか?」という結論に達しざるを得ません。

そして、その方法とは、古代からよく知られ、語られていることでもあります。

しかし、多くの人はこの真実をあまり信じようとしないか、実践しようとしない傾向にあります。理由は主に、以下の2つがあるように感じます。

  1.  あまりに単純な方法なので、その秘訣を信じていない。

     ※ 多くの人は、何事も難しくて高度な方法にばかり魅了され、奥義のような幻想を抱いてそれらに固執しようとし、簡単で単純な方法にはあまり魅力を感じず、信頼をほとんど置かない。


  2.  人生を本気で変えようと思っていない。あるいは、人生がいつでも大きく変われることに疑念を抱いている。

上記のたったこの2つだけの理由によって、世の大多数の人たちは人生を容易に、そして大きく変えるための手段と秘訣を放棄してしまっています。私は、コーチングを生業の一つとしていく中で、こう思わざるを得ない場面を幾度となく見てきました。

その秘訣とは、コーチングでは「セルフトーク」(自分自身に語りかける言葉)という名前がついています。より日本人的な感覚で言うと、「言霊(ことだま)」という表現が最も伝わるのではないかと思います。

言葉は、人の認知をはじめ、その人の脳内のセルフイメージや潜在意識の働きと無意識の判断に、最も直接的に強く影響を与える重要な要素です。

コーチングの創始者である故ルー・タイスは、「言葉が人生を決める」と豪語していましたが、彼は敬虔なカトリックで、ということは当然ながら、聖書の内容にも精通していたはずです。

その聖書にはこう書いてあります。

はじめに言葉があった
言葉は神と共にあった
言葉は神であった
この言葉ははじめに神と共にあった
すべてのものはこれによってできた
できたもののうち一つとしてこれによらないものはなかった
この言葉に命があった

新約聖書 ヨハネによる福音書 冒頭

秘薬づくりとアファメーションの関係


先にご紹介した女優の使っていた美肌の秘密の方法を、ここでは「秘薬づくり」と呼ぶことにしましょう。まるで、言霊の力を使って、食べ物を若返りの秘薬にしているように見えるからです。

秘薬づくり

毎日の食事の際、食べる直前に、食べ物に対してこう語りかけます。

「私の肌を生まれた時の状態にしてくれてありがとう」

この秘薬づくりは、コーチングの「アファメーション」と考え方がよく似ています。

アファメーションとは結局、何をしているのかというと、ゴールの世界を文章の形でリアルに表現して、それを潜在意識に語りかけ、目標とする世界観を脳内にしっかりと根付かせ、脳を”その気”にさせているのです。

言い換えれば、「ゴールの世界のリアリティが脳内でなるべくしっかりと高まるように」ということです。

他にもコーチングには、マインド変革のために「ビジュアライゼーション」「セルフトーク」「エフィカシー」「バランスホイール」などがありますが、すべて脳内のリアリティ(臨場感)を現状からゴール側へと移行させるための方法として統一的に見ることができます。

秘薬づくりの方も、この点で同様です。「私を美肌にしてくれてありがとう」と言って脳をその気にさせ、すでに達成されたことであるかのように潜在意識に語りかけ、脳内でのゴールのリアリティを高めていることに他なりません。


秘薬づくりとアファメーションとで最も異なる点とは、通常アファメーションは「~だ」「~している」というように現在形(または現在進行形)を使って表現しますが、秘薬作りの場合は、現在完了形というところに違いがあります。

秘薬づくり

私の肌を生まれた時の状態にしてくれてありがとう。

アファメーション例文

私は、生まれたばかりの時のように、美しくみずみずしい肌を維持している。

また、アファメーションは主語が「私は~」(私たちは~)ですが、秘薬作りは、使役表現で主語が秘薬(食べ物)になっています。

秘薬づくり

The meal(secret medicine)has made my skin beautiful such as baby`s .


それから、タイミングの違いもあります。

アファメーションで最も効果的な時間帯とされるのは、「夜の就寝前」と「朝の目覚めた直後」です。代わって秘薬づくりの方はというと、食事というタイミングと機会を利用して、脳にアファーム(断言・肯定)をしています。


このようにアファメーションと秘薬づくりとでは、多少異なる点もいくつかありますが、本質的にアファメーションとは脳内のリアリティに対するアプローチであり、秘薬づくりもこの点では全く同じです。

秘薬づくりが食事というタイミングを利用したある種のアファメーションなのですから、認知科学の点から見てもとても真っ当ですし、効果があって当然なのです。

先の大女優がこの方法を使い始めたのは1800年代後半だと推測されるのですが、彼女がどうしてこの方法を知り得たのか、なぜ使うようになったのかは、私自身、大変に興味の湧くところでもあります。

脳内のリアリティの威力


人生が変わる人と変わらない人との違いとは、「脳内のリアリティ」に秘密があります。

脳内のリアリティとは、その人の脳が、頭の中で最もリアルに感じたり、思い描いている世界やイメージ、最も臨場感の高い世界観とゲシュタルトのことです。(ゲシュタルトとは、あるまとまりを持った記憶や人格や情報のかたまりのことをいいます)

人生を変えようとしてどんなに必死に無我夢中になっている人でも、脳内のリアリティが変わらなければ、人生は決して変わりません。一方で、特にそれほど強く意識したり努力をしているように見えなくても、人生がどんどん発展的に変わっていく人もいます。

両者の違いを生んでいるのが脳内のリアリティであり、頭の中にあるその人にとっての真実です。


先の大女優がまさにやっていたことは、「私の肌は生まれた時の状態のように美しい」という脳内でのリアルなイメージ作りであり、それを食事の度に毎回、自分に語りかけることによって、イメージの強さとリアリティを高め続けていたわけです。

それは単純に、言葉と暗示の繰り返しによる強烈な思い込みと、脳をその気にさせていたに過ぎません。そして、潜在意識のその最たる働きとは、「脳内のリアリティの現実化」です。

潜在意識は私たちが思い及ばぬところで、脳内のリアリティを現実にしようと一生涯働き続けます。肌が美しいというリアリティが脳内にきちんとできてしまうと、そのための行動や手段、それを探すための判断力と行動力などは、潜在意識が無意識に勝手に作り出してくれます。

ここの部分がきちんと理解できるようになると、コーチングは一気に加速していきます。


秘薬づくりのやり方


秘薬の作り方は、解説をするまでもなく、もうすでに簡単に思いつくと思います。

なりたい自分を想像して、そのキーワードをあてがうだけです。以下の言葉を食べ物に対し、”声に出して”語りかけて、後は普段どおりに食事をするだけです。

私を○○にしてくれてありがとう。

”ありがとう”という言葉を伴うことは、非常に意義深いことです。

本当にありがたがって感情を込めると、「これは本当に効果のある素晴らしい秘薬なんだ」という臨場感がより高まりますし、成功とか発展的な人間関係に最も不可欠な感謝の心を育む習慣も自然に身につきます。

現在完了形の表現を用いることもすでにかなったことのようにゴールのリアリティに貢献しますし、声に出すことによってもリアリティは段違いに高まるのが脳のメカニズムです。

キーワード作りは、こちらのワークが最も効果的でしょう。

人は食べ物と言葉によってできている。つまり、肉体は食べ物がつくり、精神は言葉が造っている。

良い言葉を使い、感謝をし、そして食べ物も感謝しながら食べることだけでも、運命は劇的に開けていくのであります。

中村天風(思想家)

成功にいちばん必要なものは、強さ=競争力ではないのです。意識の高さとか、優秀な頭脳とも違います。

(中略)

どんなジャンルの成功を目指すにしても、必要なものがたったひとつあります。意外かもしれませんが、「感謝力」なのです。

西田文郎 著「10人の法則」p6より引用