人生・生活・心のあり方

万病一元論と真の健康法とは?

この記事では、健康のための最も土台であり、本質であり、根源となる「マインドの使い方」と「万病一元論」、そして真の健康法について解説していきます。

概要とポイント

万病一元論とは?
  1.  万病(あらゆる病気)の原因は、「腸の汚れ」または「血液の汚れ」にあり

  2.  腸が汚れると、食物とともに汚れも一緒に腸から吸収され、血液が汚れる

  3.  血液が汚れると、全細胞に十分で清浄な酸素や栄養素が届きにくくなり、健全な細胞や心と体が作られない ⇒ 病気の発生

真の健康法とは?
  1.  潜在意識(やコンフォートゾーン)を健康にする

  2.  腸や血液をきれいにする
    (人間の血液は「古代の海水」に成分が酷似している)

  3.  化学薬品(薬剤・農薬・食品添加物・合成洗剤)をできるだけ避ける
    ⇒ 無農薬野菜・無添加食品・自然由来の洗剤(シャンプー・ボディソープ・歯磨き粉・洗濯用洗剤・食器洗い用洗剤など)

  4.  心と体の声に耳を傾ける、本能に従う

万病一元論とは?

① 腸と血液の汚れが万病の元

万病一元論(まんびょういちげんろん)とは、「万病(あらゆる病気)はひとつの”元”、すなわち、たった1つの原因によって起きている」という考え方のことです。

そして、その万病の原因はというと、「腸の汚れ」または「血液の汚れ」というのが、中国漢方も含め、何千年もの古来から言い伝えられてきたことだというのです。

  1.  血液が汚れると、正常な細胞が作られず、病気になる

  2.  腸が汚れると、その汚れが食べ物と一緒に腸から吸収され、血液も汚れる

ですから、未病も含め、病気を元から根治していくためには、まず第一に、腸や血液をきれいにしていかなければなりません。

未病(みびょう)とは、病気の一歩手前、「発病には至らないものの健康な状態から離れ、病気になりつつある状態のこと」をいいます。

現代社会は、腸や血液が汚れてしまう要因が身の回りに多くあふれています。

腸と血液が汚れる要因
  1.  ストレス・過労
  2.  栄養・ミネラルバランスの偏(かたよ)り
  3.  化学合成薬品・洗剤
  4.  タバコ・喫煙
  5.  有害な波長の電磁波 など

② 血流よりも大切なこと

世の中の様々な健康本や医師・治療家たちの話を聞いていると、「血流がすべて」とか、「血流を改善すると症状が治まる」「血のめぐりさえよくすれば健康になれる」といった、いわゆる”血流信仰”が幅を利かせています。

しかし、それでは、血流をよくするための運動や薬物療法、その他のあらゆる治療法(施術・手技・鍼灸・気功・マッサージ等)を駆使しても、一向にこの世界から病気がなくなっていかないのは、なぜなのでしょうか?

じつは、いくら血流を改善しても、根本的に病気はなかなか治らないことがほとんどなのです。なぜなら、どんなに血流をよくしようとしても、血液が汚れていると、血流は滞(とどこお)るばかりだからです。

水道ホースの中を通る水を想像したときに、きれいな水と泥水とで、どちらの方が流れやすいかを考えてみると、容易に理解ができることでしょう。

ですから、病気を克服するためにまずすべきこととは、血流をよくすることというよりも、血液や腸をきれいにすることの方が重要なのです。そして、血液をきれいにすると、血流は自然に高まるものでもあります。

この、「血流」と「血液の浄化」の優先順位を間違えると、病気の根本的な治癒は大変困難なものになります。


この記事では、こういった前提のうえに立って、万病一元論を理解し実践するための第一歩、最も基本的な考え方と生活習慣について解説をしていきます。

腸と血液のセルフチェック法

腸や血液の汚れは万病の元・病気のはじまりとなります。それが万病一元論です。以下の2つの方法によって、腸と血液の汚れをセルフチェックしてみましょう。

① 腸の汚れをチェック

腸がきれいな人の特徴
  1.  便がスルッと気持ちよくスムーズに出る
  2.  バナナような便がたくさん出る
  3.  便に臭いがほとんどない
  4.  おしりを拭いたとき便が紙につかない
  5.  口臭や体臭がほとんどない

腸が汚れている人の特徴
  1.  便が出るのに時間がかかる
  2.  便を出すのに力みが必要
  3.  便が臭(くさ)い
  4.  便器が汚れる・便器に便がこびりく
  5.  口臭や体臭が強い

② 血液の汚れをチェック

血液の汚れチェック法
  1.  コップ1杯の水(200cc)に重曹(食用炭酸水素ナトリウム)を2g溶かす
  2.  重曹水を難なく飲める人 ⇒ 血液がきれい
  3.  重曹水がとてもまずく感じる人 ⇒ 血液が汚れている

潜在意識と健康

人間は、セルフイメージや潜在意識に取り込まれた記憶と情報によって、判断や行動を選択しています。

自分が受け入れた「映像」「言葉」「感情」

⇒ セルフイメージ ⇒ コンフォートゾーン

⇒ 成果・パフォーマンス・現実

※ コンフォートゾーンとは、その人(の無意識)にとって馴染みのある場所、空間や領域を指し、私たちの人生や生活環境を決定しているのが、このコンフォートゾーンになります。

コンフォートゾーンについて詳しくはこちら

人は食べ物と言葉によってできている。つまり、肉体は食べ物がつくり、精神は言葉が造っている。

良い言葉を使い、感謝をし、そして食べ物も感謝しながら食べることだけでも、運命は劇的に開けていくのであります。

感謝するに値するものがないのではない。感謝するに値するものを気がつかないでいるのだ。

中村天風(思想家)


私たちが健康になるために、あるいは健康を維持するためにまずすべきことのひとつは、セルフイメージやコンフォートゾーンを健康にしてしまうことです。

セルフイメージ(潜在意識)が病気を受け入れたり、不健康になっていると、どんなに健康のための努力や知識の習得をしようとしていても、潜在意識がそれらを受け入れず、一向に身体は健康に向かわないからです。

なぜか病気につながる判断や行動を無意識に選択してしまったり、健康に大切な行動を起こすモチベーションが湧かなかったりということになります。健康に対して、心と体が本気になれないのです。

「マインドを変えなければ、人生は絶対に変わらない」というのが、このサイトのテーマであるコーチングのスタンスなのですが、健康面においても、それはまったく同じことなのです。

セルフイメージやコンフォートゾーン(潜在意識)を変えるためには、言霊(ことだま)の力を使い、アファメーションを活用することが最も効果的です。

アファメーション例文①

私は強く、元気で健康です。絶好調です!!

アファメーション例文②

私は心と体の声に耳を傾け、本能に従い、安寧に生き、人生をゆったりとした気分で楽しんでいる。

アファメーション例文③

「私は日に日にあらゆる面でますます良くなっています」 × 毎日朝晩(起床後・就寝前)20回ずつ唱える(クーエ療法)

Day by day, in every way, I’m getting better and better.(原文)

アファメーション例文④

「私をますます元気にしてくれて(私の身体をどんどん良くしてくれて)、ありがとう」と食事毎に食べ物や飲み物に対して語りかける(秘薬づくり)

言霊の法則・秘薬づくりについてはこちら

最強のサプリメントとは”塩”

① 自然塩とミネラルバランス

自然塩とは、人工的に精製されていない塩のことで、海水を天日干しで乾燥させたり、釜で煮詰めたりして作られたものです。ミネラルや微量元素が70種類以上(市販品の多くは5~10%)も豊富に含まれています。

一方、飲食店や加工品などで使用されている塩の多くは精製塩であり、塩化ナトリウムが99%以上、つまりミネラルはほとんど入ってはいません。

人間の体内環境とミネラルバランス(血液や体液全般)、さらに母胎内の羊水は、「古代の海水」に成分が酷似していると言われています。

したがって、清浄な海水から抽出された自然塩を摂取することは、清浄な血液と正常な細胞を作ることに貢献し、そうして私たちは真の健康体へと導かれ、病気を遠ざけることができます。

海のミネラルを凝縮した生命の原点とも言うべき自然塩には、細胞を活性化したり、新陳代謝を促進したり、傷を復元し蘇生させる力があるのです。

自然塩の効果
  1.  血液をきれいにし、血流を高める
  2.  代謝・体温(平熱)・免疫力を高める
  3.  自然治癒力・疲労回復力を高める
  4.  デトックス効果(体内毒素の排泄を促す)
  5.  美肌・消炎・殺菌作用(新陳代謝を促す)

フランスの生理学者にルネ・カントン(1866-1925年)という人物がいます。

カントンは、「すべての病気は、体内環境のミネラルバランスの乱れから起こる」と考え、このミネラルバランスを整えれば、病気が治り、健康を維持できるという説を唱えました。

そして彼は、正しいミネラルバランスとは何かを、私たちの生命が誕生した頃の原始地球と古代海水に求めました。私たちの体内環境とミネラルバランスは、濃度も成分も古代海水と変わっていないと考えられているからです。

カントンは、薄めた海水を血液に注入することによって、重篤な病を次々と治し、「タラソテラピー(海洋療法)の父」などと呼ばれています。


また、より効果的に血液や細胞を浄化する方法として、還元力の強い(酸化還元電位のより低い値の)自然塩は、日々の代謝やストレスによって酸化(酸性化)した細胞組織を復元(還元)してくれるという性質が知られています。

血液と心身を浄化する自然塩

方法1: キパワーソルト(酸化還元電位 -154mv)

小さじ1杯(3g)の塩をコップ1杯の水に溶かし、それを1日1~2杯服用する


参考文献: 佐藤稔・佐藤秀夫 共著「いのちと塩」



方法2: イヤシロソルト(酸化還元電位 -250mv)

小さじ1杯(3g)の塩をコップ1杯の水に溶かし、それを1日1~2杯服用する



方法3: 銀座まるかん ゴッドハートJOKA青汁

食物繊維(サイリウム)、ケール等の青汁成分、自然塩


斉藤一人さんの万病一元論と上記の青汁について

② 自然塩と醤油・味噌

いわゆる”食塩”と呼ばれるものは、人工的に生成された精製塩であり、塩化ナトリウムが99%以上も含まれています。逆に言うと、食塩とは、本来摂るべき人体にとって重要なミネラル成分がほとんど剥ぎ取られてしまった産物ということができます。

多くの日本人の場合、塩分の摂取は、約9割が塩そのものからではなく、醤油や味噌から取り入れています。

したがって、良質なミネラルを豊富に含んだ自然塩をより効果的に摂取するためには、家庭の調味料を食塩から自然塩に変えることも効果的ですが、「自然塩によって作られた醤油や味噌」を活用することの方がメリットが大きいと言えそうです。

③ 好転反応

身体にいいことをしたり、上記のような自然療法を行うと、好転反応が生じることがあります。それは概ね一過性・一時的なものであり、身体が良くなるための好意的な反応です。心配するに及びません。

  1.  頭痛・腰痛・脚痛など身体各部に痛みが出る

     ⇒ 痛みとは身体の治癒の途中経過であり、休息の要請です。一般に、痛みが出るときこそ回復の兆しなのです。ぎっくり腰などはその典型です。無理をせず休養すればいいだけです。


  2.  眠気・怠(だる)さ

     ⇒ 両者とも身体の調整機能・防衛反応であり、休息や安静の要求です。こういうときに無理をして動いたり、運動をするべきではありません。


  3.  下痢(げり)をする

     ⇒ 下痢とは腸の浄化と掃除・排毒・好転反応です。「下痢 = 好意的な回復反応」ととらえ、安心して身体の回復を待ちましょう。


  4.  風邪をひく

     ⇒ 風邪とは身体の強制的な休息要請であり、発熱とは免疫の活性化や癌(がん)細胞の死滅を意味します。安静にすればいいだけです。解熱剤は絶対に飲まないでください。発熱は人体の回復に不可欠な好転反応ですから、解熱剤を使うと回復が遅れたり、免疫システムが狂って花粉症などの免疫疾患が悪化します。


  5.  尿が濁る・湿疹が出る・皮膚が赤く腫れる

     ⇒ すべて血液や細胞に溜まった体毒をデトックスする、汚れを体外に押し出すための好転反応です。心配せず、自分の体と自己治癒力を信じ、症状が自然に治まるのを待ちましょう。

化学薬品を避ける

化学薬品は腸や血液を汚し、解毒を司る肝臓に直接的に負担をかけます。

本当に健康的な心と体を作るためには、まず第一に腸や血液をきれいにしなければならないというのが万病一元論の考え方ですから、化学薬品(薬剤・農薬・食品添加物・合成洗剤)はできるだけ避けることが賢明と言えるでしょう。

⇒ 無農薬野菜、無添加食品、自然由来の洗剤

① 無農薬野菜

無農薬野菜について少し考えてみましょう。

農薬とは、簡単に言ってしまえば、虫や雑菌や雑草を遠ざける有害物質です。特に日本は、その農薬の使用量がアメリカに比べて7~8倍も高いというデータがあります。

そんな農薬が人間の体内に入ると、やはり腸内細菌に悪影響を及ぼしたり、解毒に関わる肝臓や腎臓に負担をかけるのは明らかです。そうして体に余計な代謝とストレスを強いることによって、腸や血液は汚されてしまいます。人体に有害な活性酸素などが生じることは、よく知られている事実でしょう。

ですから、無農薬野菜というのは、万病一元論において重要な位置を占めるのです。

通常の市販野菜と無農薬野菜を比較したとき、驚くほどその保存期間に違いがあります。

無農薬野菜は、人間が余計に与えた農薬という化学物質に頼ることなく、自身の細胞を外敵から守ろうとする力に溢れています。生命力と自己防衛本能が、市販の農薬野菜と全く異なるのです。その筆頭が「サルベストロール」という免疫力を飛躍的に高める成分の含有量の多さです。

それゆえ、無農薬野菜はみずみずしくて本当においしい。冷蔵庫に入れておくと、半月は余裕でもってしまうのです。

無農薬野菜の特徴
  1.  農薬を含まない ⇒ 健康の根幹である腸や血液を汚さない
  2.  自然治癒力・免疫力を高める成分が豊富
  3.  みずみずしくて、おいしい(無農薬栽培の果物は香りが格別)
  4.  保存期間が長い
  5.  価格が市販野菜に比べてやや高い
  6.  入手がやや面倒 ⇒ 通販や無農薬野菜コーナーを利用する

口に入れる野菜をすべて無農薬にするというのは、現実的に難しいでしょう。

外食をすれば農薬を含んだ野菜はまず間違いなく口に入るでしょうし、家庭の場合も無農薬のみに頼ろうとすると料理の幅が極端に狭まってしまう可能性があります。

ですから、何事も適度が大切で、完璧を目指すべきではありません。できるだけシンプルで気楽に、無理なく安心してできる範囲のことをコツコツと積み重ねるようにするのがいいと思います。それだけでも、十分な効果は期待できるものです。

私自身の場合も、妻が無農薬野菜を月2回に分けて通販のナチュラル・ハーモニーさんで購入するというスタンスを取っているくらいです。もちろん、外食も年中楽しんでいます。

② 経皮毒と化学合成洗剤を避ける

経皮毒とは?


「経皮毒」(けいひどく)という言葉があります。文字どおり、皮膚から入ってしまう有害物質のことです。

この経皮毒は現代の私たちの身近に非常に数多く存在し、知らず知らずのうちに私たちの身体は経皮毒に犯され、血液を汚されてしまっている場合が少なくありません。特に、皮膚疾患や免疫疾患などが顕著に見られます。

この経皮毒とは、日常生活において、主に化学合成洗剤のことです。

皮膚から侵入してしまった有害物質は、直接血液に流れ込んでしまうため、食べ物と違い、肝臓の解毒機能を介することなく全身に回ってしまうのが、経皮毒の厄介なところです。

そして、化学合成洗剤(人工の界面活性剤)は、その強い化学反応によって、強引かつ容易に体内と細胞組織に浸透し、身体や血液のイオンバランスとミネラルバランス、さらには正常な代謝機能と免疫システムを崩し、おかしくしてしまいます。

経皮毒が最も侵入しやすいのが、じつは、頭皮です。毛穴が無数にあるからです。

一例ですが、チョコレート嚢胞(卵巣嚢腫)といって、歌手の宇多田ヒカルさんが患ったことでも有名ですが、子宮(卵巣)内にチョコレートのような膿が溜まってしまう婦人科疾患があります。この腫瘍は手術で摘出すると、なんとシャンプーのにおいが強くするそうです。頭皮から多量に入ってしまったシャンプーという合成洗剤が、子宮内に溜まった結果と考える説が有力なようです。

化学合成洗剤を避け、天然の洗浄力を活用する


化学合成洗剤は、できるだけ避けるに越したことはありません。

私たちの身近な合成洗剤というと、シャンプー・ボディソープ・歯磨き粉・洗濯用洗剤・食器洗い用洗剤などがあります。

これらを天然・自然由来の洗剤に置き換えたり、あるいは洗剤を使わない方法もあります。

じつは、私はシャンプーを使いません。お湯で洗うだけのいわゆる「湯シャン」です。それで汚れが落ちるの?と疑問に思う方もいるかもしれませんが、シャンプーを使わないと皮脂の汚れが落ちないという人は、強烈な洗浄力の化学薬品シャンプーに頭皮が慣れてしまっているため、皮膚がその防衛手段として、皮脂を過剰に分泌する状態に陥っているからです。

皮脂とは、最高の美容液であり、皮膚を美しく健全に保つ働きを持つ常在菌の大切な住処ですから、不必要(過剰)に洗い落とすべきではないものなのです。

歯磨き粉も、私自身の場合、前述した自然塩(イヤシロソルト)を使っています。あるいは、虫歯に有効な重曹(炭酸水素ナトリウム)で磨くという方法もありますし、ベルセレージュ社など天然成分のみで作った歯磨き粉を販売しているメーカーさんもあります。

・ 歯磨きにも便利な自然塩「イヤシロソルト」のポケットタイプ 20g


食器洗いや洗濯用洗剤についても、天然・自然由来の成分のみで作っている商品やメーカーさんはきちんと存在します。前述したベルセレージュ社などもそうですし、通販で買うなら例えば、日本一の高額納税者で有名な斉藤一人さんの”銀座まるかん”多目的洗剤「大好きクリーナー」もその一例でしょう。

・ 掃除/洗濯用多目的洗剤「大好きクリーナー」

心と体の声に耳を傾ける

① 運動派 vs 非運動派 1日2食 vs 1日3食 菜食派 vs 肉食派

運動は大切と世間ではよく言われます。確かにその通りでしょう。

では、運動している人はみんな元気で健康なのでしょうか? 運動しない人は皆、健康でなかったり病的なのでしょうか?

食事の場合、「1日2食にしたら(朝食を抜いたら)体が軽くて元気になった」という人がいます。本当に1日2食や朝食抜きは健康的で、1日3食は体に悪いのでしょうか?

いや、しかし、1日3食でピンピンしている人は世の中にたくさんいますし、逆に、「1日1~2食にしたら体が動かない、元気が出ない」という人も必ず存在します。

また、「玄米菜食主義にしたら、体調が本当に良くなった」という人がいます。では、肉食は本当に体に悪いのでしょうか?

一方で、「肉はよく食べるし、1日1食だけれど、私は本当に元気で健康だ」という人も、じつはいるのです。

一体、どのような日常生活と生活習慣が本当に健康的で、正しい過ごし方なのでしょうか?

② 心と体の声に耳を傾けなさい

真実はこうです。

真の健康法とは、「心と体の声に従っているか?」「その健康法や生活習慣は自発的かどうか?」ということです。

自分が運動したいとか、出かけたいなどと思ったときに、”自発的に”運動をしたり活動すると、その人はどんどん元気になったり健康になっていきますし、この場合の運動とは体力強化と鍛錬になります。

しかし、周りの人の意見や世間の常識や医者の指示などにしたがって、”無理矢理に”運動をしたりトレーニングすると、この場合の運動とは消耗になります。

その人の正しい運動の仕方と適切なタイミングとは、その人の心と体が教えてくれるということです。

食事の場合も同様です。

人によって、好みも職業も、1日の過ごし方や体の使い方や必要な栄養素もすべて違います。工事現場で働く人と1日中パソコン業務に携わる人とで、その日に使うエネルギーや栄養素がまったく異なるのは、誰にでも分かることでしょう。

ですから、食事の内容やタイミングだって、人によって違いが生じるのは当然のことなのです。それを玄米菜食(マクロビ)がベストだとか、1日2食にすべきとか、小麦粉は控えるべきとか、このようにすべてを同じ人間や機械のように一食単に決めつけることの方に無理があるのです。

食事とは、その人の心と体の声に耳を傾けながら、食べたいものをおいしく食べ、常識的な範囲内で色々とバランスよく食べるようにすればいいだけなのです。

納豆の嫌いな人が、健康に良いとされる納豆を無理にたくさん食べても、決して有益な栄養にはなりません。それが、心と体の働きです。栄養学的にバランスの取れた病院食だけで本当の意味で元気になれないのも、このためです。人によって、あるいは健康状態によって、栄養や胃腸の吸収率は異なるからです。


心と体の声に耳を傾けさえすれば、答えは自然に出てくるものなのです。

それがストレスから自分を解放し、自身の自然治癒力と浄化能力を高め、万病一元論における腸と血液をきれいにする秘訣です。


まず、健康になるために難しい事は要らないのです。その最大のコツは、「体の要求に従う」という事です。

つまり、お腹が空いてから食べる、眠くなってから寝る、動きたくなったら動く、休みたくなったら休む、寒くなったら温める、暑くなったら少し冷やす・・・このように、本能に従うという事です。頭で考えても意味がないのです。

お腹が空きもしないのに食べれば胃は疲れて、毎日やっていればそのうち壊れるし、眠くもないのに床についてもなかなか休めるものではない。結局は眠くなってから寝ているのです。それに、本当に眠くなってから寝た方が深く眠れる。

また、運動したくもないのに宿題的に運動をすれば体はくたびれてだるくなるだけです。本能に従わなければ、無駄が多いばかりではなく、時には壊れます。

排便なども、毎日快調に出る人だって出張で息がつまる上司と相部屋になったら3日間とも出なかった、などというのはザラで、これが当たり前なのです。

朝食は必ず食べましょう、と常識では言うけれども、食べたくないのに無理に食べればお腹が重くなります。食べたくない、というのは、胃が休んでいる、という事ですから、無理に起こせば大きな負担を胃袋に強いる事になる。もとより、人の体は、頭が緊張状態にあったり、ストレスなんかが多いと胃袋は働かないものなのです。

人の体は機械ではないのだから、「規則正しい」という事に意味はありません。むしろ多くの場合、害がある。

世古口裕司 著「医者と薬に頼らない病気の本当の治し方」p151~152より引用