生活・環境・健康

【最高の体調】万病一元論と狩猟型食生活による真の健康法とは?

こんにちは!!
ライフィングコミットの杉本浩章(Twitter:@lifingcommit)です。

この記事では、真の健康、そして人の能力(脳力)を最大限に発揮するうえで必要不可欠な「狩猟型の食生活」と「万病一元論」という考え方について解説をしていきます。

そもそも人類とは700万年もの間、穀物を食べないで進化を続けてきた狩猟採集型の民族なのです。

かなり長い記事になりますので、結論だけを先に知りたい方は、ページ最下部のまとめをご覧ください。

万病一元論とは?

① 腸と血液の汚れが万病の元

万病一元論(まんびょういちげんろん)とは、「万病(あらゆる病気)はひとつの”元”、すなわち、たった1つの原因によって起きている」という考え方のことです。

そして、その万病の原因はというと、「腸の汚れ」または「血液の汚れ」にあるというのが、中国漢方も含め、何千年もの古来から言い伝えられてきたことだというのです。

  1.  腸が汚れると、その汚れが食べ物と一緒に腸から吸収され、血液も汚れる

  2.  血液が汚れると、正常な細胞が作られず、病気になる

ですから、未病も含め、病気を元から根治していくためには、まず第一に、腸や血液をきれいにしていかなければなりません。

未病(みびょう)とは、病気の一歩手前、「発病には至らないものの健康な状態から離れ、病気になりつつある状態のこと」をいいます。

現代社会は、腸や血液が汚れてしまう要因が、身の回りに数多くあふれているのです。

腸と血液が汚れる要因
  1.  ストレス・過労
  2.  睡眠不足・カフェイン
  3.  食べ過ぎ・1日3食
  4.  栄養バランスの偏り(糖質・炭水化物の摂り過ぎ)
  5.  牛乳・乳製品・アルコール・タバコ
  6.  化学薬品・農薬・食品添加物・合成洗剤
  7.  電磁波(電子レンジ・ブルーライト) など

睡眠不足とアルコール・カフェインについてはこちら

② 血流よりも大切なこと

世の中の様々な健康本や医師・治療家たちの話を聞いていると、「血流がすべて」とか、「血流を改善すると症状が治まる」「血のめぐりさえよくすれば健康になれる」といった、いわゆる”血流信仰”が幅を利かせています。

しかし、それでは、血流をよくするための運動やその他のあらゆる治療法を駆使しても、一向にこの世界から病気がなくなっていかないのは、なぜなのでしょうか?

じつは、いくら血流を改善しても、根本的に病気がなかなか治らない場面がほとんどなのです。なぜなら、どんなに血流をよくしようとしても、腸や血液が汚れていると、血流は滞(とどこお)るばかりだからです。

水道ホースの中を通る水を想像したときに、きれいな水と泥水とで、どちらの方が流れやすいかを考えてみると、容易に理解ができることでしょう。

ですから、未病も含め、病気を根本から克服するためにすべきこととは、血流をよくする視点ももちろん重要なのですが、それよりもまず、腸や血液をきれいにしてしまうことの方が先なのです。

そして、腸や血液をきれいにすると、血流や代謝、自然治癒力などは、自然に高まっていくものでもあります。


この記事では、こういった前提のうえに立って、万病一元論における最も基本的な考え方と生活習慣について解説をしていきます。

本当のことは隠されていることが多く、真実は探す努力をしなくてはならない。

深作秀春(眼科外科医)

あなたが才能に恵まれ、そのうえ非常な努力家だとしたら、目標とすることは何であれ、おそらく達成できるだろう。しかし、そのために健康をなくしては、そこに幸福はない。

したがって、仕事や学問その他どんなことにもまさって、健康を維持するための行為に充てる時間をまずは確保しなければならない。

トーマス・ジェファーソン(アメリカ合衆国大統領)

腸と血液のセルフチェック法

腸や血液の汚れは万病の元・病気のはじまりとなります。それが万病一元論です。以下の2つの方法によって、腸と血液の汚れをセルフチェックしてみましょう。

① 腸の汚れをチェック

腸がきれいな人の特徴
  1.  便がスルッと気持ちよく出る
  2.  バナナような便が1日1~2回は出る
  3.  便に臭いがほとんどない
  4.  おしりを拭いたとき便が紙につかない
  5.  口臭や体臭がほとんどない

腸が汚れている人の特徴
  1.  便が出るのに時間がかかる
  2.  便を出すのに力みが必要
  3.  便が臭(くさ)い
  4.  便が硬かったり、水っぽい、黒ずんでいる 
  5.  便器が汚れる・便器に便がこびりく
  6.  口臭や体臭が強い

② 血液の汚れをチェック

血液の汚れチェック法
  1.  コップ1杯の水(200cc)に重曹(食用炭酸水素ナトリウム)を2g溶かす
  2.  重曹水を難なく飲める人 ⇒ 血液がきれい
  3.  重曹水がとてもまずく感じる人 ⇒ 血液が汚れている

ライフィングコミット 杉本

ちなみに、私が体調を壊して、この重曹水による血液のチェック法をはじめて知って自分で試したとき、まずくて飲めたものではありませんでした。よほど、血液が汚れていたんですね(笑)

そのとなりで、妻の場合は難なくこの重曹水を飲んでおりましたが。

1日2食が健康のファーストステップ

① 1日3食と炭水化物が最も腸を汚す

皆さんは、何が最も腸を汚したり、健康を害する生活習慣だと考えているでしょうか?

じつは、その筆頭とは、知っている人にとっては当たり前に感じる世の中になりつつある現代ですが、それは「食べ過ぎ」と、多くの人が最高の健康習慣のひとつと考えている(洗脳されている)「1日3食」なのです。

そして、後述しますが、お米やパン・麺類などの穀物・小麦食品が最も胃腸に負担をかけたり、腸を汚します。なぜなら、これらの炭水化物は非常に消化に悪く、胃での滞留時間がとても長いからです。

※ あまり知られてはいませんが、じつは、世間的に消化がよいとされる白米やお粥・うどんなどの炭水化物、パンや麺類等の小麦食品全般は、肉や魚などのたんぱく質や脂質よりも消化がずっと難しく、胃での滞留時間がとても長い食材なのです。

【消化における胃での滞在時間】

  1.  タンパク質: 30分~1時間
  2.  脂質: 30分~1時間
  3.  炭水化物: 4~8時間


人間にとって最もエネルギーを消費する”しんどい”行為とは、食事であり、食物の消化・吸収なのです。

「人間が1日に使うエネルギーの80%は食物の消化・吸収である」という学者や研究者さえいます。”80%”という数字がどこまで正しいかどうかは別にしても、それくらいに食事は生体にとって負担が大きく、エネルギーを消耗する行為であるということです。

まずは、ここの理解こそが、万病一元論における実践的なファーストステップとなります。

1日3食や食べ過ぎ、そして炭水化物は、食物の消化・吸収を司る腸や肝臓をはじめとする、その他の内臓すべてを疲弊させ、消化不良や未消化物の蓄積が腸内に蔓延し、宿便が溜まり、腸や血液を汚します。

その汚れのひとつが、余計なストレスや代謝を強いることによって生じる「活性酸素」という、細胞を酸化・老化させてしまう物質です。活性酸素は、私たちの細胞やDNAを傷つけるのです。


現在は世界中で、1日3食という食事スタイルが主流になっています。しかし、本当に1日3食は、体にとっていいのでしょうか?

歴史的に見て、1日3食摂るようになったのは、つい最近のことなのです。そもそも原始の頃の人間は、朝食は食べていなかったでしょう。江戸時代以前にさかのぼってみても、1日2食だったという記録があります。

1日3食という食生活は、人間古来の習慣ではなく、穀物をふんだんに取り入れることによって生じた食習慣だと考えます。

タンパク質と脂質を中心とした糖質制限食を実践した場合、血糖値の乱高下が少ないため、極端な空腹感は生じません。ところが、穀物を中心とした食事をした場合、血糖値の乱高下が起こり、異常な空腹感が生じます。

私も炭水化物を食べていた頃は1日3食どころか、空腹を感じるときには4食だった時期もあります。

ところが、糖質制限をしてからはそうした異常な空腹感はなくなり、現在では1日1食もしくは2食となっています。つまり、1日3食は穀物を大量に消費することによって生まれた食習慣であり、1日3食食べた方が健康であるという理屈は成り立たないと考えます。

1日3食という食習慣は脳がつくり出した習慣であって、腸がつくり出した習慣ではありません。

私自身は、1日3食食べていた時期よりも現在のほうが体は軽く感じますし、食事に振り回されないため仕事の効率が上がり、自分の趣味に費やす時間も増えました。

福島正嗣 著「朝食にパンを食べるな」p135より引用

② 1日1~2食が腸内改革の基本

腸を最も汚す原因の筆頭が1日3食と炭水化物であることは前述しました。ですから、万病一元論における腸をきれいにし、血液を浄化し、健康の土台をつくる最も基本中の基本とは、炭水化物を控え、1日2食ないし1日1食にすることです。

食べ過ぎで腸が疲弊したり、汚れるのであれば、食事の回数を減らせばいいだけの話です。そして、食べ過ぎによる余計な出費や、自然の動植物を必要以上にむさぼる行為が抑えられます。

食事とは、自然の命をいただく行為であり、また私たちの健康の根幹を支えるものですから、真剣に考えていかないといけません。食事をおろそかにすると、遅かれ早かれ個人差はありますが、必ず病気になります。

食事の回数を減らすことで、腸や内臓は”圧倒的な休息の時間”が与えられます。

1日3食で1日3回も重労働を毎日強いられる腸や内臓の場合と、1日1食で毎日1度の食事の時以外は重労働から解放される身体の身になって想像してみれば、その差は容易に理解ができると思います。

それが1年・3年・5年・10年と続けば、尋常ではないほどの違いと健康力の差が生み出されるに決まっています。

ライフィングコミット 杉本

1日3食と炭水化物が、最も病気と老化と腸の不健康を招くということです。まずは食事の回数と炭水化物を減らし、「1日2食」を目指してください。

そして、食事の回数を減らしても栄養失調に陥らないために、これから以下にお話しする「栄養価の高い食事」を心がけてください。

栄養価の高い食事をすれば、少食は次第に、自然で無理なくできるようになっていきます。

食習慣を大きく改善する過程で、どうしても強い空腹感が生じてしまう場合は、中間食(間食用)として、「ナッツ類」または「バナナ」を活用すると大変効果的です。

  1.  ナッツ類は、人体にとって最も必要不可欠な栄養素であるタンパク質や脂質(オメガ3)を多く含み、ビタミン・ミネラル・食物繊維・抗酸化物質(ポリフェノール)が豊富で、血糖値も上がらず、少量でも空腹感が満たされやすいからです。仕事や勉強の合間の栄養補給・おやつとしても最適・最強です。購入は、食塩や砂糖、植物油や添加物等の不使用なものを選びます。

  2.  バナナは、糖質が多く血糖値に悪影響を及ぼすと思われがちですが、GI値が低く血糖値を上げません。そして、ビタミンやミネラル、食物繊維やフラクトオリゴ糖が豊富なため、腹持ちもよく、最強の腸活食材なのです。購入には、無農薬やオーガニック(有機JASマーク付きなど)を選ぶとよいでしょう。

そのほか、野菜やサラダを食べたり、豆腐や卵料理、アボガド(世界一栄養価の高い果物としてギネス認定)も効果的でしょう。


  1.  工藤孝文 著「ナッツをうまく食べれば100歳まで長生きできる」
  2.  小林弘幸 著「腸を整えたければバナナを食べたほうがいいこれだけの理由」


1日1回食べる人は、修行をする人
1日2回食べる人は、人生を楽しむ人
1日3回食べる人は、病人
1日4回食べる人は、他人に背負われて火葬場行き

インドのことわざ

栄養価の高い食材を活かす


1日1~2食、そして栄養価の高い食事をするためには、まず、その前提として、栄養価の高い食材を活かす、もしくは栄養価を損なわない方法・調理法を知っておく必要があります。

この前提を知らないで、世間一般の常識にとらわれて食事や調理をすると、せっかくの栄養価の高い食材を活かすことができず、それらに含まれる貴重な栄養素を失ってしまうのです。

1日1~2食という非常に価値ある有意義な食事療法が、我慢の伴う”しんどい”健康法になりかねません。ここの基本はしっかりと押さえていただきたいと思います。

① 電子レンジはNG

食材の加熱や調理に電子レンジは使わないでください。

電子レンジは、その強力な電磁波(マイクロ波)によって加熱する対象の分子を超高速振動させ、強烈な摩擦によって発熱を起こします。この強引な摩擦と加熱によって、電子レンジを浴びた食材は、それに含まれる栄養素のじつに95%以上を失い、破壊されてしまいます。

健康のためと言って、どんなに質の高く栄養素に富んだ食材を使っても、電子レンジを使用すると、その投資はすべて無駄に終わってしまうのです。

最も栄養素を損なわない調理法とは、電子レンジを使わず、できるだけ生の状態や、焼く・炒める・揚げる(150~300℃)という高温調理より、蒸す・煮るなどの栄養素が変性しにくい低温調理(~100℃)が理想的です。

「無水鍋」や「低温調理器」を活用するのも大変効果的でしょう。ちなみに、茹(ゆ)でるは、栄養素が茹でる水に流れ出てしまうため、おすすめしません。

また、食物の消化・吸収という点においても、「食材というのは、加熱すればするほど、または加工すればするほど、栄養素が変性したり、食材が本来持つ食物酵素を失い、消化がより複雑で困難になる」という原則があることも、知っておいて損はないでしょう。

一例を挙げれば、焼き魚より刺身の方が、焼肉よりもしゃぶしゃぶの方が、胃腸や消化にはやさしいということです。

② 牛乳は日本人にとって有害

最近は情報化社会の波の後押しもあって、私たちが幼い頃から飲んできた”体にいいとされる牛乳”が、じつは健康に非常に悪影響を及ぼすことが広く知られるようになってきました。

牛乳や乳製品の有害性は数多くありますが、その筆頭が「カゼイン」というたんぱく質(発がん促進物質)でしょう。人体、特に日本人にとって非常に消化が悪く、腸を汚し、宿便を溜め、胃腸の消化吸収力を弱めます。せっかくの栄養価の高い食事を心がけていても、牛乳や乳製品を摂ると、それが台無しになってしまうのです。

そもそも、人間が牛乳を飲むという行為は、非常に不自然です。牛乳は、牛の子供が飲むものです。人間(特にアジア人やアフリカ人)は、離乳期を過ぎると、乳に含まれる乳糖を分解する消化酵素である「ラクターゼ」を分泌しなくなります。ですから、牛乳を飲むと下痢をしたり、消化不良が起きるのは当然なのです。

ちなみに、母乳のみで育てられた乳児に比べて、牛乳もしくは人工調整乳のみが与えられた乳児の死亡率は、60倍近くにもなるそうです。


牛乳はカルシウムが豊富で栄養バランスに優れているといいますが、人体にとってカルシウムとワンセットで重要な働きをするマグネシウムは、牛乳にはほとんど含まれていません。それどころか、牛乳にはリンが多く含まれ、それが体内のカルシウムと結合し、体外に排出され、牛乳は骨をもろくします。

また、牛乳には、それを生産・出荷する過程で人工添加物や各種調整剤が添加されたり、乳牛のえさに抗生物質や成長ホルモン剤が入れられたりします。牧草飼育牛ならまた事情は変わってくる可能性もありますが、少なくとも市販の牛乳は毒まみれと言わざるを得ません。

日本人にとって、牛乳は食の文化や歴史が浅く、遺伝的にも適応性に欠け、百害あって一利なしなのです。


ハーバード大学で78,000人の女性を対象に12年間、追跡調査を行った結果では、乳製品を摂取するほどに骨折が多く、大腿骨頸部骨折の増加の危険度は乳由来のカルシウムに関係しているという。

沖縄の3大学共同研究では、沖縄の100歳以上の老人が、乳製品をほとんど摂らないのに、股関節の骨折率が非常に低いことを発見。これによると、乳製品をあまり摂っていない地域ほど骨粗鬆症の発症率が低く、カルシウムの摂取源として、大豆や海藻、キャベツやブロッコリーの価値を推奨している。

内海聡 著「医学不要論」p192より引用

③ 水道水は腸を汚す

一応、念のため水道水についても触れておくと、水道水の危険性については色々な点が指摘できるのですが、最も腸に害を与える可能性があるのが、「塩素」です。

塩素は、水道水や水道管に雑菌やカビなどが繁殖しないように入れられています。そのおかげで、私たちはお水を蛇口をひねれば難なく手に入れることができます。しかし、この塩素というのは猛毒なのです。それゆえに、水道水は腐らないのです。

塩素は雑菌やカビの繁殖を強力に抑える猛毒ですから、私たちの腸内に共生している大切な腸内細菌に対して、悪影響を及ぼさないわけがありません。そうして腸内環境が悪化し、水道水は腸を汚すのです。

私たち人間にとって、最も安全な水分補給とは、もちろん水です。市販の○○飲料水はというと、砂糖や人工甘味料や農薬や添加物がてんこ盛りですから、やはり危険です。

水を飲んだり料理に使う場合は、水道水なら必ず浄水器を取り付けてください。高価なものでなくてもかまいません。あるいは、市販されているミネラルウォーターを活用する方法もあります。


ちなみに、最も安全性が高いものが、「逆浸透膜フィルター」によって浄化された水です。

逆浸透膜フィルターとは、メンブレンという水分子だけを通すきわめて微細なフィルターのことで、そこに高圧ポンプをつけて、浄水能力を高める装置です。

自宅の台所につけられる小型のものもありますし、最近はスーパーなどの一角に逆浸透膜水を生成してくれる大がかりな機械が設置されている場合もあります。

いずれにしても、水道水をそのまま直接飲むようにすることは、避けましょう。

人類が本当にあるべき食生活とは?

① 現代人は栄養失調・糖質過多

驚くかもしれませんが、今や現代の日本人、先進国の人々の多くは、栄養失調に陥っています。

それは栄養失調に陥る人たちは、精製食品ばかりを食べているからです。精製食品とは、白米・小麦粉・砂糖・食塩などです。

  1.  白米とは、精米によって栄養のほとんどを剥ぎ取られた糖質の塊(かたまり)

  2.  パンや麺類などの小麦食品のほとんどは、精製小麦によって栄養の大半を剝ぎ取られた糖質の塊

  3.  砂糖・人工甘味料とは、精製することによって作られた不自然な糖質の塊

  4.  食塩とは、海水を精製することによって作られたミネラルを一切含まない塩化ナトリウムの塊


白米は、精米することによって、もともと外皮や”米ぬか”に豊富に含まれていたはずのビタミン・ミネラル・食物繊維・不飽和脂肪酸等の栄養素がほとんど抜け落ちてしまった、糖質・炭水化物の塊ということができます。

ですから、白米はじつは健康にとても悪いのです。白米を食べると、前述の消化不良に加えて、栄養バランスが著しく低下し、栄養素が不足しながら糖質というカロリーだけは摂取しているという不自然な状態になります。白米を食べることは、砂糖を食べることと本質的にほぼ同じです。

ご飯1杯の白米(180g)を食べることは、白砂糖を約60g(角砂糖20ヶ分)摂取していることと同義なのです。これを考えると、白米がいかに健康に悪く、栄養バランスに欠け、身体に悪影響を及ぼすかが理解できると思います。

血糖値が急上昇し、それを下げるために、すい臓が疲弊しながらインスリンという血糖値を下げるホルモンを多量に分泌する必要性を強いられ、そうして血糖値が乱高下します。これを「血糖値スパイク」と呼び、血管壁をはじめとして大量の活性酸素が発生し、血管や身体に甚大なるダメージをもたらします。

食後の強い眠気や疲労感、動脈硬化・脳梗塞・心筋梗塞などの血管障害、糖尿病などの最大の原因とは、この炭水化物・精製食品の摂り過ぎによる糖質過多・栄養失調・血糖値の乱高下によるものなのです。


肉でも野菜でも穀類でも、食べ物にはたいてい糖質が含まれています。食べ物に含まれている、ほかの栄養素と一緒に糖をとる分には問題ありません。こうした自然な形の糖であれば、体への吸収がゆるやかになるからです。

いま、何気なく「自然な形の糖」という表現をしましたが、じつはこれが、「とっていい糖質」と、「とってはいけない糖質」を区別するための重要なカギなのです。「自然な形の糖」とは食べ物のなかに、さまざまな栄養素と一緒に含まれている糖質のこと。私はこれを、「間接糖」と呼んでいます。

一方「不自然な形の糖」とは、食べ物を精製して生まれた、ただの糖のカタマリになっているもの。私はこれを「直接糖」と呼んでいます。

砂糖や精製された白い米や白い小麦といった「白い炭水化物」は、いずれも直接糖。栄養価が高いイメージのある、ハチミツやメープルシロップやてんさい糖、黒砂糖、三温糖なども、いってしまえば植物から不自然に糖分だけを取り出した直接糖です。

これらの直接糖をとることは、はっきり言って体には有害でしかありません。直接糖こそが、「とってはいけない糖質」なのです。

内海聡 著「1日3食をやめなさい!」p60より引用

すべてのメンタル疾患を悪化させるものがあります。それは血糖値スパイクです。これは大きな精神的ストレスがなくとも、動機、不安、恐怖感などの交感神経興奮を引き起こし、繰り返すことで心筋梗塞や脳梗塞などの死に至る病をも引き起こします。まさに現代病を裏で支配するボスキャラの一人と言えます。

血糖値スパイクとは、血液中のグルコース(血糖値)が急激に上がって、急激に下がることを指します。

ふわふわの白いパン、白い麺、白い米、白い砂糖入りのお菓子やジュースなどの精製された糖質は、血糖値を急上昇させます。「たくさんの食物をとった」とからだが判断し、インスリンが大量に分泌されることで、今度は急激に血糖値が低下するのです。

(中略)

不安障害、うつ病、慢性疲労、不安、イライラ、不眠などを訴える人の多くにこの血糖値スパイクが存在することがわかっています。メンタル疾患だけでなく、副腎疲労やアトピー性皮膚炎などあらゆる現代病を悪化させます。

一大ブームとなった「糖質制限」ですが、体調が改善する人が続出した背景には、このような理由があるのです。

血糖値スパイクは短期的にも私たちに強い影響を与えますが、長期的に見てもまさに致命的な影響を与えます。前述したとおり、食後高血糖は心筋梗塞や脳梗塞などのさまざまな血管イベントを引き起こします。血管内皮細胞が血糖値の乱高下による大量の活性酸素の発生のために大きく傷つけられてしまうからです。

すると、血管壁の修復のために免疫細胞が集まり、壁を厚くします。これが繰り返されることで血管壁が硬くなり(動脈硬化)、血管イベントが起こりやすくなってしまうのです。

また血糖値スパイクが引き起こす糖化(グリケーション)も、私たちの長期的な健康を大きく左右します。糖化とは、糖が体中のタンパク質にペタペタくっついてしまう現象です。

食後に血糖値が急上昇して150mg/dl以上とかになると急激に糖化が進みます。タンパク質の立体構造が影響を受け、その機能が失われてしまうのです。

飯塚浩 著「メンタルを強くする食習慣」p65~68より引用

② 正しい糖質制限・炭水化物フリーとは?

これまで、過剰な糖質・炭水化物の摂取による弊害と問題点について、解説してきましたが、それでは、人間にとって”本当に”正しい食生活とは、一体どのようなものなのでしょうか?

それは、お米やパン・麺類などの穀物・小麦食品、砂糖(人工甘味料・ぶどう糖果糖液糖など)、糖質・炭水化物をできるだけ控えることです。

よく体にいいとされるものに玄米がありますが、玄米は確かに科学的には白米より栄養価に富んでいるのですが、前述した消化に悪い白米よりもさらに消化が悪く、胃腸に負担をかけ、腸を汚す結果となります。ですから、玄米も含め、お米や小麦食品などの炭水化物全般は控えるべきでしょう。

そもそも人類とは、農耕がはじまる1万年前以前の約700万年もの間、穀物や炭水化物を食べないで進化を遂げてきた民族なのです。


タンパク質や脂質が小腸に到達した場合、膵臓から各栄養素に対応した消化酵素(膵液)が著しく分泌を促進(刺激)されます。しかし、炭水化物が小腸に到達しても、タンパク質や脂質に比べて消化酵素の分泌が少ないことが研究でもわかっています。

この点からしても、炭水化物は消化液である膵液を刺激することが少ない栄養素で、消化の要であり、かつ最後の砦である膵臓も炭水化物の消化には重点を置いていないと考えられます。

その理由としては、700万年ともいわれる人類の歴史の中で、農耕を始める以前の699万年の間は炭水化物を大量に食べることがなかったため、人間の体にそこまでの対応ができていないからだと思われます。

福島正嗣 著「朝食にパンを食べるな」p69より引用


そして、人体にとって必要不可欠な栄養素である「たんぱく質」「脂質」「ビタミン」「ミネラル」をバランスよく摂るために、とにかくよく嚙んで(一口に20~30回以上)、「肉や魚、野菜や海藻類を中心とした旬の食材を楽しむ」食生活が理想的です。

咀嚼とは、最も効果的な消化の第一歩であり、唾液は抗酸化作用もある最高の消化酵素だからです。

人間とは、歯の形から見ても雑食性ですから、色々な食材から栄養素を偏りなくバランスよく摂ってはじめて、健全な精神と肉体を維持できるようになっています。

【人体の構成成分比率】

  1.  水分: 55~65%
  2.  タンパク質: 16~18%
  3.  脂肪: 15~20%
  4.  ミネラル: 5.8~6.0%
  5.  糖質: 0.5%

ライフィングコミット 杉本

それまで、糖質・炭水化物中心の食生活だった人が、タンパク質・脂質中心の食生活に切り替える場合、体内でのエネルギー代謝が大きく変化するため、体が慣れるのに2~3週間ほどかかると言われています。

  1.  糖新生(タンパク質・脂質からブドウ糖を体内合成)
  2.  ケトン体(脂質からケトン体というエネルギー源を体内合成)

食事の量も、今まで糖質中心で不足しがちだったタンパク質や脂質が充足されてくれば、次第に量が減っていったり安定してきます。

胃腸の専門家からいわせてもらえば、食パン1枚やご飯1杯、うどん1杯、パスタ1皿という標準的に食べている量でも、胃にとっては過食なのです。なぜなら、人間の消化管は炭水化物を大量に処理できる仕様には、なっていないからです。

炭水化物の過剰摂取は、その満足感と引き換えにあなたの健康を奪い、寿命を短くしているのです。「食の奴隷」になりたくなければ、毎日、炭水化物を食べている人は、すぐにやめるべきです。

(中略)

脳や筋肉は糖質を優先的に摂取していますが、それは人体にとって糖質自体が放置したら体の中で炎症を生む危険な栄養素なので、解毒のためにやむを得ず優先的に使っているだけです。

糖質は人間にとって最小限は必要な栄養素ですが、食事で過剰に摂取すれば毒にもなります。糖質は酸素と同様、生きるには最小限必要ですが、摂りすぎれば自分自身を傷つける物質に変化するからです。

つまり、糖質は栄養素でありながら、毒に近い成分でもあるのです。

健康寿命を延ばすためにまず取りかからなければならない課題は、食事です。その第一歩は、従来からいわれているカロリーコントロールではなく、糖質コントロールになります。もちろん、適度な運動や、食品の保存料を避けることなども重要ですが、まずは糖質コントロールが最優先の課題です。

(中略)

私自身は、穀物は胃腸に負担がかかるだけでなく血糖値スパイクの問題もあるため、積極的に摂取すべきではないと思います。しかし、どうしても穀物をやめられない人は、小麦や米、うどんよりもそばのほうが胃腸に与える影響が少ないようなので、参考にするといいでしょう。

(中略)

玄米がいいというのは、あくまでも白米に比べればであって、食べれば血糖値スパイクを起こすことに変わりないので、けっしてヘルシーとはいえません。

福島正嗣 著「朝食にパンを食べるな」p5,6,95,110,163より引用

理想的な食材とは?

理想的な食材の選び方とは、一体どういったものであるべきでしょうか?

もちろん、その答えには色々な視点や考え方があると思いますが、ここでまず提案させていただきたいのは、「血管を若返らせる」「血管をやわらかく保ち、血流を促す」食生活が理想的であるということです。

老化とは、まず血管の硬化や劣化・老化によって血流が阻害されて引き起こされるからです。

人は、血管とともに老いる。

ウィリアム・オスラー(内科医)

① タンパク質

血管を正常にやわらかく保つために最も重要なことは、十分なタンパク質の摂取です。前述したとおり、人体を構成する成分は水分に次いで、タンパク質が最も多くを占めるからです。

もちろん、全身に酸素や栄養を運ぶ血液・赤血球、そして血液循環をポンプ作用によって促す筋肉も、水分を除くとそのほとんどがタンパク質でできています。

また、タンパク質(特にタンパク質を構成するアミノ酸の一種であるアルギニンなど)の十分な摂取によって、血管表面(血管内皮細胞)に一酸化窒素が生成され、血管の代謝が高まり、血管がやわらかく拡張され、血流増進につながることも分かっています。

※ 薬理学者のルイ・イグナロ氏が一酸化窒素の発見と研究、動脈硬化や心筋梗塞などの血管障害治療の功績で1998年ノーベル生理学・医学賞を受賞


では、具体的なタンパク質の摂取の仕方についてですが、最も安価で良質なタンパク源として、抗酸化作用もある大豆(イソフラボン)、特に豆腐や納豆が、まずおすすめです。大豆は「畑のお肉」と呼ばれているくらいなのです。

そして、次におすすめなのが、鶏肉や卵、魚(特に青魚・オメガ3)でしょう。豊富なタンパク質と栄養素が血管をやわらかく若返らせ、血流を促し、老化を予防してくれます。

ちなみに、卵とは、人体に必要な栄養素が、ビタミンCと食物繊維を除けば、すべて含まれています。

動物性食品全般は豊富なタンパク質を含みますが、食材選びには下記のようなポイントを押さえておくと安心でしょう。格安品や粗悪品、養殖ものは、えさや飼育法に大量の抗生物質・成長ホルモン等が投与されている場合がほとんどだからです。

【食材の理想的な選び方】

  1.  牛肉 ⇒ 放牧され、自然の草を食べて育ったもの(グラスフェッド・ビーフ)

  2.  豚・鶏肉・卵 ⇒ 平飼いで、自然飼料・オーガニック等で育てられたもの

  3.  魚 ⇒ 養殖ではない天然の魚、特に青魚(アジ・サバ・イワシ・サンマ・カツオ・サワラ・マグロなど)はオメガ3が豊富

  4.  野菜 ⇒ できるだけ無農薬・無化学肥料のものを選ぶ

なお、市販のプロテイン飲料(ホエイ・タンパクなど)は人工的に精製されたタンパク質・アミノ酸ですから、不自然に腸から血液中へと急速に吸収され、一時的に過剰となってしまったアミノ酸が、腎臓の濾過機能に大きな負担をかけます。

プロテイン飲料は、腎臓を酷使するし、それはアスリートなどに対しても同様なのです。タンパク質の摂取は通常の食事から、大豆や魚や肉などからで十分です。

参考文献: 牧田善二 著「医者が教える最強の解毒術」

② 葉物野菜

続いて、血管をやわらかく若返らせてくれる秀逸の食材とは、「葉物野菜」です。

葉物野菜には、”硝酸塩”(しょうさんえん)という成分が豊富に含まれていて、それが前述の血管内における一酸化窒素の生成を促し、血管をやわらかく若々しくしてくれるのです。もちろん、ビタミン・ミネラル等の栄養素も豊富です。

葉物野菜というと、「キャベツ」「レタス」「小松菜」「ほうれん草」「春菊」「チンゲン菜」「ケール」「ルッコラ」などがあります。そのほかにも、ゴボウやビーツなどの一部の根菜類や、えのき・しいたけ・マッシュルームなどのキノコ類にも硝酸塩が多く含まれている場合があります。

これら旬の食材は、自然食品店などで「無農薬野菜」や「オーガニック野菜」を選ぶようにすると、容易に購入することができます。旬の野菜というのは、無農薬でこそきちんと育つものであって、時季外れの市販野菜は農薬を使って生産することができるものだからです。

③ ムコ多糖類

最後にご紹介する血管を若返らせてくれる食材とは、あまり聞きなじみがないかもしれませんが、「ムコ多糖類」と呼ばれるものです。要するに、「ネバネバ」「ヌルヌル」した食材です。

”ムコ”とはネバネバの意、”多糖類”は糖がたくさん連なっているという意味になります。

「納豆」「オクラ」「とろろ(長芋・自然薯)」「つるむらさき」「モロヘイヤ」「なめこ」「めかぶ」「もずく」「うなぎ」「どじょう」「ヒラメ」「カレイ」「あんこう」「あわび」「牡蠣(カキ)」「ナマコ」「ふかひれ」「ツバメの巣」「すっぽん」などがムコ多糖類にあたります。

これらの食材・ムコ多糖類は、血糖値の急上昇を抑え、新陳代謝を促し、免疫力を高め、血管を守る働きをしてくれます。細胞への栄養供給の強化や骨の形成にも役立ちます。

また、納豆に含まれる”ナットウキナーゼ”という成分が、血栓を溶かし、血圧を下げ、血流を良好にする作用があることが知られています。

④ 発酵食品

理想的な食材を語るうえで、発酵食品について触れないわけにはいきません。

発酵食品には優れた健康効果がたくさんの研究によって科学的に証明されていて、普段から発酵食品をよく摂る人ほど、心疾患や糖尿病のリスク、さらには全体的な死亡率が有意に低下し、また、脳機能が改善・活性化することも報告されています。発酵食品はまさに、科学が認めた数少ないスーパーフードのひとつと言えるのです。

発酵食品は古代から無意識のうちに人々に親しまれ、その微生物による効果は、腸内細菌を活性化し、いわゆる腸をピカピカに磨きます。万病一元論の要は、腸の健康と腸内細菌の育成に他なりませんから、発酵食品は万病一元論において非常に重要な位置を占める存在と言えるでしょう。

摂るべき発酵食品は何でもかまいません。無理なく自然に続けられるものからスタートしてみて下さい。多様な発酵食品を摂取すると、それだけ多様な腸内細菌の育成に役立ちます。

  1.  納豆 ⇒ 納豆菌(枯草菌)
  2.  味噌・醤油 ⇒ ハロフィルス菌(乳酸菌・麹菌)
  3.  ぬか漬け ⇒ 産膜酵母菌・乳酸菌・酪酸菌
  4.  キムチ ⇒ ラクトバチルス菌(乳酸菌)
  5.  ザワークラウト(キャベツの漬物) ⇒ ラクトバチルス菌

最強のサプリメントとは”塩”

① 自然塩とミネラルバランス

自然塩とは、人工的に精製されていない塩のことで、海水を天日干しで乾燥させたり、釜で煮詰めたりして作られたものです。ミネラルや微量元素が70種類以上(市販品の多くは5~10%)も豊富に含まれています。

一方、飲食店や加工品などで使用されている塩のほとんどは精製塩であり、塩化ナトリウムが99%以上、つまりミネラルは一切含まれてはいません。

人間の体内環境とミネラルバランス(血液や体液全般)、さらに母胎内の羊水は、「古代の海水」に成分が酷似していると考えられています。

したがって、清浄な海水から抽出された自然塩を摂取することは、清浄な血液と正常な細胞を作ることに貢献し、そうして私たちは真の健康体へと導かれ、病気を遠ざけることができます。

海のミネラルを凝縮した生命の原点とも言うべき自然塩には、細胞を活性化したり、新陳代謝を促進したり、傷を復元し蘇生させる力があるのです。

自然塩とミネラルの効果
  1.  血液をきれいにし、血流を高める
  2.  代謝・体温(平熱)・免疫力を高める
  3.  自然治癒力・疲労回復力を高める
  4.  デトックス効果・便通の改善(体内毒素の排泄を促す)
  5.  美肌・消炎・殺菌作用(新陳代謝を促す)

フランスの生理学者にルネ・カントン(1866-1925年)という人物がいます。

カントンは、「すべての病気は、体内環境のミネラルバランスの乱れから起こる」と考え、このミネラルバランスを整えれば、病気が治り、健康を維持できるという説を唱えました。

そして彼は、正しいミネラルバランスとは何かを、私たちの生命が誕生した頃の原始地球と古代海水に求めました。私たちの体内環境とミネラルバランスは、濃度も成分も古代海水と変わっていないと考えられているからです。

カントンは、薄めた海水を血液に注入することによって、重篤な病を次々と治し、「タラソテラピー(海洋療法)の父」などと呼ばれています。


また、より効果的に血液や細胞を浄化・活性化する方法として、還元力の高い(酸化還元電位のより低い値の)自然塩は、日々の代謝やストレスによって酸化(酸性化)した体内環境と細胞組織を復元(還元)してくれるという性質が知られています。


血液と心身を浄化する自然塩

① イヤシロソルト 240g(酸化還元電位 -250mv)

料理に使う以外に、小さじ1杯(3g)の塩をコップ1杯の水に溶かし、それを1日1~2杯服用するのもおすすめです。



② ヒマラヤ・マグマソルト 100g(酸化還元電位 -230mv)

ヒマラヤ標高5,000m、現代の海洋汚染とは無縁の3億5千万年前の古代海水が封じ込められた岩盤から採掘された岩塩です。



③ キパワーソルト 250g(酸化還元電位 -154mv)

コストパフォーマンスに最も優れた、還元力を持つ天然ミネラル塩の原点となった伝統的な塩田法による自然塩です。

参考文献: 佐藤稔・佐藤秀夫 共著「いのちと塩」

② 自然塩と醤油・味噌・調味料

世間一般に言われるいわゆる”食塩”と呼ばれるものは、人工的に生成された精製塩であり、塩化ナトリウムが99%以上も含まれています。逆に言うと、食塩とは、人間が本来摂るべき人体にとって必要不可欠なミネラル成分のほとんどを剥ぎ取られてしまった産物ということができます。

多くの日本人の場合、塩分の摂取は、8~9割以上が塩という調味料そのものからではなく、醤油や味噌などから取り入れています。

したがって、良質なミネラルを豊富に含んだ自然塩をより効果的に摂取するためには、家庭の調味料を食塩から自然塩に変えることももちろん大切ですが、「自然塩によって作られた醤油や味噌」を活用することの方がメリットが大きいと言えそうです。

【自然塩で作られた醤油・味噌・調味料】

  1.  海の精 国産有機 旨しぼり醤油 1L
  2.  海の精 玄米味噌 1kg
  3.  海の精 やきしお 150g × 2



  1.  光食品 有機ぽん酢しょうゆ
  2.  松田のマヨネーズ



  1.  和歌山みなべ産 3年熟成梅干し 300g × 2
  2.  紀和のさと 梅干し 500g × 2

「本物の塩」をとっていれば、治療が必要なほどの高血圧にはなりません。高血圧になってしまうのは、長い間、本物の塩ではない塩をとってきたことが原因である場合が多いのです。

したがって、本当に高血圧気味の人でも、気にするべきは塩の摂取量ではなく、塩の選び方。選ぶべきは減塩みそではなく、本物の塩を使い自然発酵で作られた本物のみそなのです。

では、本物の塩とはいったい何でしょう。

塩のパッケージに「塩化ナトリウム」とあったら、それは不自然に精製されたニセモノの塩。これこそが体に有害なのです。本物の塩は、海水を天日干しにしただけなので「海水」としか書いていないはずです。

人間の血液成分は、海水と似ています。

何も余計なことをしていない本物の塩であれば、塩化ナトリウム以外にも、さまざまな海のミネラルが含まれています。それが高血圧を招くどころか、動脈硬化や老化や認知障害を防ぐなど体にいい働きをしてくれるのです。

内海聡 著「1日3食をやめなさい!」p149より引用

化学薬品を避ける

化学薬品(特に抗生物質)は、腸内細菌に悪影響を及ぼし、腸や血液を汚し、解毒を司る肝臓に直接的に負担をかけます。

本当に健康的な心と体を作るためには、まず第一に腸や血液をきれいにしなければならないというのが万病一元論の考え方ですから、品質表示などをよく確認し、化学薬品(薬剤・農薬・食品添加物・合成洗剤など)はできるだけ避けることが賢明と言えるでしょう。

⇒ 無農薬野菜、無添加自然食品、自然由来の洗剤

① 無農薬野菜

無農薬野菜について少し考えてみましょう。

農薬とは、簡単に言ってしまえば、虫や雑菌や雑草を遠ざける有毒物質です。特に日本は、その農薬の種類や使用量が世界トップレベルで、アメリカに比べて7~8倍も高いというデータがあります。日本の農薬や食の安全基準・食品添加物に対する規制は、世界的に見ても非常に遅れているのです。

そんな農薬が人間の体内に入ると、やはり腸内細菌に悪影響を及ぼしたり、解毒に関わる肝臓や腎臓に負担をかけるのは必至です。そうして体に余計な代謝とストレスを強いることによって、腸や血液は汚されてしまいます。人体に有害な活性酸素などが生じることは、よく知られている事実でしょう。

ですから、無農薬野菜というのは、万病一元論において非常に重要な位置を占めるのです。

通常の市販野菜と無農薬野菜を比較したとき、驚くほどその保存期間に違いがあります。

無農薬野菜は、人間が余計に与えた農薬という化学物質に頼ることなく、自身の細胞を外敵から守ろうとする力に溢れています。生命力と自己防衛本能が、市販の農薬を使った野菜に比べて、桁違いに高いのです。その筆頭が「サルベストロール」という免疫力を飛躍的に高める成分の含有量の多さでしょう。

それゆえ、無農薬野菜は味が濃く、みずみずしくて本当においしい。冷蔵庫に入れておくと、半月は余裕でもってしまうのです。

無農薬野菜の特徴
  1.  農薬を含まない ⇒ 健康の根幹である腸や血液を汚さない
  2.  自然治癒力・免疫力を高める成分が豊富
  3.  味が濃く、みずみずしくておいしい(無農薬栽培の果物は香りが格別)
  4.  保存期間が長い
  5.  価格が市販野菜に比べてやや高い
  6.  入手がやや面倒 ⇒ 通販や自然食品店を利用する


口に入れる野菜をすべて無農薬にするというのは、現実的になかなか難しいでしょう。

外食をすれば農薬を含んだ野菜はまず間違いなく口に入るでしょうし、家庭の場合も無農薬のみに頼ろうとすると食事の幅が極端に狭まってしまう可能性があります。

ですから、何事も適度に、ほどほどの感覚が大切で、完璧を目指すべきではありません。できるだけシンプルで気楽に、無理なく安心してできる範囲のことをコツコツと積み重ねるようにするのがいいと思います。それだけでも、長い目で見たとき、十分な効果が期待できるものです。

ちなみに、私自身の場合はというと、妻が無農薬&無化学肥料の野菜、旬の食材や健康食品等を通販の「ナチュラル・ハーモニーさん」で購入したり、近隣の自然食品店を利用するというスタンスを取っています。前述の牛肉(グラスフェッド・ビーフ)を購入する場合は、通販の「肉道さん」に注文しています。

もちろん、外食もそれなりに楽しんでいます。


日本でもっともよく使われている農薬は、グリホサート系、ネオニコチノイド系、有機リン系の3種類です。

グリホサート系は、草が育つのに必要なアミノ酸生成を止めて、枯らせる農薬です。ネオニコチノイド系は、脳に作用して神経を興奮させ続けることで、虫を殺す農薬です。

有機リン系は、神経系、呼吸器系に作用して虫を殺す農薬です。同じ分類には、言わずと知れた神経ガスのサリンがあります。

害虫とされる虫を殺したり、邪魔な草を枯らせたりする農薬が、猛毒であるのは当たり前なのですが、こうして改めて作用を見てみると恐ろしくなってきませんか。

内海聡 著「1日3食をやめなさい!」p129より引用

② 経皮毒と化学合成洗剤を避ける

経皮毒とは?


「経皮毒」(けいひどく)という言葉があります。文字どおり、皮膚から入ってしまう有害物質のことです。

この経皮毒は現代の私たちの身近に非常に数多く存在し、知らず知らずのうちに私たちの身体は経皮毒に犯され、血液を汚されてしまっている場合が少なくありません。特に、皮膚疾患や免疫疾患などが顕著に見られます。

この経皮毒とは、日常生活において、主に化学合成洗剤のことです。

皮膚から侵入してしまった有害物質は、直接血液に流れ込んでしまうため、食べ物と違い、肝臓の解毒機能を介することなく全身に回ってしまうのが、経皮毒の厄介なところです。

そして、化学合成洗剤(人工の界面活性剤)は、その強い化学反応によって、強引かつ容易に体内と細胞組織に浸透し、身体や血液のイオンバランスとミネラルバランス、さらには正常な代謝機能と免疫システムを崩し、おかしくしてしまいます。


経皮毒が最も侵入しやすいのが、じつは、頭皮です。毛穴が無数にあるからです。

一例ですが、チョコレート嚢胞(卵巣嚢腫)といって、歌手の宇多田ヒカルさんが患ったことでも有名ですが、子宮(卵巣)内にチョコレートのような膿が溜まってしまう婦人科疾患があります。この腫瘍は手術で摘出すると、なんとシャンプーのにおいが強くするそうです。頭皮から多量に入ってしまったシャンプーという合成洗剤が、子宮内に溜まった結果と考える説が有力なようです。


化学合成洗剤を避け、天然の洗浄力を活用する


化学合成洗剤は、できるだけ避けるに越したことはありません。

私たちの身近な合成洗剤というと、シャンプー・ボディソープ・歯磨き粉・洗濯用洗剤・食器洗い用洗剤などがあります。

これらを天然・自然由来の成分のみで作られた洗剤に置き換えたり、あるいは洗剤を使わないという方法もあります。

じつは、私はシャンプーを使いません。お湯で洗うだけのいわゆる「湯シャン」です。それで汚れが落ちるの?と疑問に思う方もいるかもしれませんが、シャンプーを使わないと皮脂の汚れが落ちないという人は、強烈な洗浄力の化学薬品シャンプーに頭皮が慣れてしまっているため、皮膚がその防衛手段として、皮脂を過剰に分泌する状態に陥っているからです。

皮脂とは、最高の美容液であり、皮膚を美しく健全に保つ働きを持つ常在菌の大切な住処ですから、不必要(過剰)に洗い落とすべきではないものなのです。


ここでは、無添加・自然由来の成分のみで作られたシャンプーやボディソープをいくつかご紹介します。

  1.  シャボン玉 無添加シャンプー
  2.  シャボン玉 無添加シャンプー専用リンス
  3.  シャボン玉 無添加ボディソープ
  4.  パックスナチュロン・シャンプー + リンス
  5.  パックスナチュロン・ボディソープ

  1.  シャボン玉 ハンドソープ
  2.  パックスナチュロン・ハンドソープ


歯磨き粉について、私自身の場合は、前述した自然塩「イヤシロソルト」を使っていますが、虫歯に有効な食用重曹(炭酸水素ナトリウム)で磨くという方法もありますし、天然由来の成分のみで作った歯磨き粉を販売しているメーカーさんもあります。

  1.  自然塩イヤシロソルト(ポケットタイプ)
  2.  シャボン玉 石けんハミガキ
  3.  パックスナチュロン・ソルティー石けんはみがき
  4.  アムリターラ・オーガニック・トゥースペースト


食器洗いや洗濯用洗剤についても、天然・自然由来の成分のみで作っている商品やメーカーさんはきちんと存在します。

皆さんもインターネット等を活用し、自分の好みに合った商品を探してみて下さい。

  1.  竹洗剤 バンブークリア 洗濯用液体
  2.  シャボン玉 洗濯用液体石けん
  3.  シャボン玉 食器用液体石けん
  4.  パックスナチュロン 洗濯用液体石けん
  5.  パックスナチュロン 食器用液体石けん

正しい油(脂質)の選び方


前項で、万病一元論における腸や血液をきれいにするためには、「薬剤や農薬・食品添加物をできるだけ避ける」というお話をしました。

そして、そんな人体に非常に有害な物質が、じつは、皆さんが日常で料理によく使うあるものにも含まれている場合が大半なのです。

そのあるものとは、「油」、すなわち油脂や○○オイルと呼ばれるものです。粗悪品や格安な油・食用オイルは、原材料から薬品を使って化学的に分離・抽出されたものだからです。

① 脂質の摂取は生命維持の要

脂質は人体にとって非常に重要な栄養素です。人間の全細胞60兆個の一つひとつの表面を包み込み、また、細胞間の適切な水分代謝の行き来を可能にするのが、「細胞膜と呼ばれる主に脂質によって構成される薄い膜」なのです。

さらに、脳は水分を除くと、その60%は脂質からできています。

ですから、良質な脂質の摂取は、健全な生命維持の要であり、健康や脳のパフォーマンスアップに欠かせない要素となります。

脂質や油脂の摂取において、結論から先に言ってしまうと、後述する4種の脂質のうち現代人が不足しがちなのは、「オメガ3」と呼ばれる必須脂肪酸だけです。オメガ3が豊富に含まれる食材は、数が限られているからです。

他の種類の脂質に関しては、体内合成ができたり、食物からの摂取が容易なため、普通に食事をしていれば不足の心配はまずありません。

オメガ3は特に、青魚やえごま油・亜麻仁(アマニ)油、ナッツ類(特にクルミ)に多く含まれているため、これらを意識的に摂取すると、健康維持や脳の活性化に大変効果的です。

② 脂質・油脂の種類

油脂の種類
  1.  飽和脂肪酸(常温で固体・体内合成可)


  2.  不飽和脂肪酸(常温で液体)

     ・ オメガ9(一価不飽和脂肪酸・体内合成可)

     ・ オメガ6(多価不飽和脂肪酸・体内合成不可)

     ・ オメガ3(多価不飽和脂肪酸・体内合成不可)


  3.  トランス脂肪酸

    ⇒ 分子構造がプラスチックに近く、口にしてはいけない危険な油(マーガリン・ショートニング・ファットスプレッド・植物性油脂・水素化油脂など)

  •  飽和脂肪酸とオメガ9(一価不飽和脂肪酸)は、体内合成ができたり、肉や魚や卵などに豊富に含まれるため、不足の心配はない。

  •  オメガ6(多価不飽和脂肪酸)は、体内合成はできないが、肉や魚や卵などに豊富に含まれるため、不足の心配はない。むしろ現代人は摂取過多。

  •  オメガ3(多価不飽和脂肪酸)は、体内合成ができないうえ、含まれる食材が限られるため、青魚やえごま油・亜麻仁油・ナッツ類など、意識的な摂取が効果的。


  •  トランス脂肪酸(マーガリン・ショートニング・ファットスプレッド・植物性油脂・水素化油脂)やパーム油は品質表示をよく確認し、徹底して避ける。海外では使用禁止や根絶の規制がどんどん進んでいる。

③ 適切な油脂の購入について

市販されている油脂の製造・抽出方法には、以下の2つの種類が存在します。

2つの油脂の抽出方法
  1.  低温圧搾法(良質な油脂)

    ⇒ 伝統的な手法で、圧力と時間をかけて良質な油脂だけを分離・抽出する方法


  2.  薬品抽出法(避けるべき油脂)

    ⇒ 薬品を使って油脂を化学的に分離・抽出する方法で、薬剤や不純物が油脂に多く混在している

ライフィングコミット 杉本

油脂を購入する際は、「低温圧搾法による一番搾りの油脂」だけを選択するようにしてください。


オメガ3系の脂肪酸は現代人に不足しがちなため、良質の油脂である「えごま油」「亜麻仁油」「魚油」などを購入しておくとよいでしょう。

そして、オメガ3は加熱に弱いため、高温調理ができません。とはいっても、オメガ3が変性してしまうのは180℃で5分以上ですから、焼く・炒める(150~300℃)などの高温調理はNGですが、蒸す・煮る(~100℃)などの低温調理であれば、それほど問題にはなりません。

お肉を焼いたり炒め物などには、オメガ9系の油脂である「オリーブオイル」や「菜種油」がおすすめです。オメガ9は熱に強く、人体に有益な栄養素が豊富に含まれる油脂だからです。もちろん、これらの油脂は、サラダやマリネなどにも使えますから、オメガ9系の油脂は万能オイルと言えます。

特に、オリーブオイルは、油脂の中ではポリフェノール(抗酸化物質)の含有量が最も多く、アンチエイジングや医学的にも注目されている地中海食の中心的な位置を担っています。(地中海食とは、イタリアやスペイン、ギリシャやエジプトなどの地中海沿岸の国々に伝わる伝統食のことです)

オメガ6系の油脂は熱に弱く、また現代人は食事からの摂取過多に陥りがちなため、ここでは掲載を省きます。

オメガ3系脂肪酸

  1.  長白工坊有機えごま油低温圧搾法一番搾り
  2.  フラックスシードオイル(有機亜麻仁油)



オメガ9系脂肪酸

  1.  オリーブママ有機栽培エキストラバージンオリーブオイル
  2.  薪焙煎ほうろく菜種油伝承油

まとめ

① 狩猟採集型の食生活が人類の要

ここまで、長々と記事にお付き合いいただき、ありがとうございました。

上記を読んで、「真の健康的な食生活のために本当に必要なことが網羅・厳選されている」と感じる人もいるかもしれませんが、一方で、「めんどくさくて、なんて複雑なんだ」と思ってしまった人もいるかと思います。

じつは、上記のこれまでご紹介してきた食事法は、たった一つの言葉で置き換えることができます。それは、「狩猟採集型の食生活」です。

人間の遺伝子というのは、変化や進化が非常にゆっくりとしていて、およそこの10万年の間は、ほとんど変わっていないと考えられています。

つまり、「われわれが持つ遺伝子は、過去10万年以上前から親しんできた自然環境と食生活に最適化されている」ということです。


現代のような特に穀物、お米や小麦食品を主体とした食生活、すなわち「農耕型」のスタイルは、ここ1万年の歴史に過ぎません。それ以前の人類はというと、「狩猟型」の生活をしていました。

ですから、現代では一部の原住民を除いて、ほとんどなじみのなくなってしまった「狩猟採集型の食生活」こそが、じつは、本来われわれが遺伝的・体質的に適している優れた栄養食・食事法ということができます。狩猟採集型の食生活とは、きわめて自然な人類の営みなのです。


我々人類の歴史の中では、農耕社会はごく最近のことで、1万年前にすぎません。穀物がつねに入手できるようになったのは1万年ほど前からです。

その前は、祖先は狩猟生活をしており、その場で手に入る肉、魚、野鳥、爬虫類、昆虫などを食べていました。これらは1年中入手可能で、主な栄養成分はタンパク質や脂質でした。

温暖な気候の場所では果物や木の実も手に入ったでしょうが、つねに手に入ったわけではありません。温暖な時期に脂肪を蓄えても、冬の間に消費されていたのです。人類の食生活はまれにご馳走にありつけるか、飢餓の歴史でした。

深作秀春 著「視力を失わない生き方」p310より引用

最新の研究によれば、現在の人類の基礎が形作られたのはおよそ680〜700万年前のこと。現代人と猿人の中間的な存在であるヒト亜科が生まれた時代で、ここから人類は独自の進化コースに入っていきました。

そこから人類は少しずつ進化を続け、1〜2万年前にようやく石器時代から農耕生活に移動します。つまり、少なく見ても、人類は600万年にわたって狩猟採集生活を続けてきたわけです。

この壮大なタイムスパンを見れば、人類は進化の過程で古代の環境に最適化してきたと考えるのが自然でしょう。自然のなかで獲物を追い、太陽の運行とともに暮らし、少数の仲間と語り合う。ヒトの脳と体は、そんな環境のなかでこそ最高のパフォーマンスを発揮するように進化してきたのです。

(中略)

農耕は様々な弊害も生みました。代表的なのは「栄養不足」でしょう。初期の農耕はムギやヒエなどの穀類がメインで、狩猟採集民が主食にしていた根茎類や種子類ほどビタミンやミネラルをふくんでいませんでした。

ギリシャやトルコで見つかった古代人の骨から推測すると、氷河期の原始人は男性が約180cm、女性が約167cmの身長だったのに対し、紀元前3000年ごろには男性が約160cm、女性が152cmまで低下しています。マサチューセッツ大学の研究でも、古代の狩猟採集民にくらべて農耕民族は50%も歯のエナメル質が減り、3倍も骨折の発症率が高かった事実がわかりました。

これらのデータは、いずれも農耕民の深刻な栄養不足を示しています。

鈴木祐 著「最高の体調」p23,69より引用

② 万病一元論の概要とポイント

万病一元論とは?
  1.  万病(あらゆる病気)の原因は、「腸の汚れ」または「血液の汚れ」にあり

  2.  腸が汚れると、食物と栄養の消化・吸収力が低下したり、腸の汚れが食物と一緒に腸から吸収され、血液が汚れる

  3.  血液が汚れると、全身全細胞に十分で清浄な酸素と栄養素が届きにくくなり、健全な細胞や心と体が作られない ⇒ 病気の発生

真の健康法とは?
  1.  腸や血液をきれいにする
    (人間の血液は「古代の海水」に成分が酷似している)
  2.  1日1〜2食
  3.  米・小麦・砂糖(人工甘味料)、糖質・炭水化物を控える
  4.  牛乳・乳製品・アルコール・タバコを控える
  5.  肉や魚、野菜や海藻類を中心とした食生活
  6.  自然塩(自然塩味噌・醤油)の摂取と活用
  7.  油脂の低温圧搾法による選択
  8.  化学薬品(薬剤・農薬・食品添加物・合成洗剤)をできるだけ避ける
    ⇒ 無農薬野菜・無添加自然食品・自然由来の洗剤(シャンプー・ボディソープ・歯磨き粉・洗濯用洗剤・食器洗い用洗剤など)

関連記事: