アファメーション

コーチングマインドを築く最強アファメーションとは?

この記事では、コーチング・マインドをより手軽で簡単に築くための、以下のアファメーションについて解説をします。

私は、自分が理想とする世界や明るい事柄・良い言葉に心を向けている。魅力的な言霊を使い、自分が望む世界や言葉だけを自分自身に語りかけている。そうして理想のイメージと言葉で心を満たし、最高の現実を引き寄せ、幸福で楽しい人生を満喫している。

コーチング・マインドとは?

コーチングとは、「人生の目標であるゴールを設定し、そのゴールを実現するためのマインドの上手な使い方」のことです。

コーチングの2大要素
  1.  ゴール設定

     ⇒ 理想の自分と世界を追求する

  2.  ゴール達成

     ⇒ 頭の中を理想のイメージとビジョン・言葉で満たす
ゴール設定の3つのルール
  1.  ゴールは「現状の外側」に設定する
  2.  心から望むこと、成し遂げたいことをゴールとして設定する
  3.  ゴールは人生の各方面にまんべんなく設定する(バランスホイール)

人間の脳には、志向性があります。日々、自分がイメージしている映像や発している言葉が潜在意識に徐々に刷り込まれ、すると脳はその世界を自分にとっての標準、当たり前の世界と認識し、自身のあるべき現実として受け入れます。それがコンフォートゾーンと呼ばれるものです。

そして、身の回りの現実世界とコンフォートゾーンに不一致があると、脳や潜在意識は慌ててその間違いを軌道修正し、現実と頭の中にあるあるべき世界観とが一致するようにマインドはエネルギーを生み出します。

コーチングにおけるゴール達成の本質、コンフォートゾーンのメカニズムというのは、実質的にはこれだけのことで、それをコーチングでは以下のテクニックによって実現します。

ゴール達成の3つのルール
  1.  セルフトーク(自分自身に語りかける言葉)
  2.  アファメーション(理想の世界を表現する文章)
  3.  ビジュアライゼーション(理想世界の映像化・イメージ)

ですから、コーチング・マインドを築くとは、簡単に言ってしまえば、「自分自身の理想の人生や世界観を追求し、そのビジョンを表現するイメージと言葉で”脳と心”を満たす」ということができます。

そうすると、コーチング・マインドを築くアファメーションというのは、以下のように表現することができます。

アファメーション例文①

私は、理想のイメージと言葉で心を満たし、最高の現実を引き寄せ、幸福で楽しい人生を満喫している。

【コーチングとは?】

  1.  STEP1 ゴール設定
  2.  STEP2 スコトーマ
  3.  STEP3 コンフォートゾーン
  4.  STEP4 エフィカシー
  5.  STEP5 セルフトーク
  6.  STEP6 アファメーション
  7.  STEP7 ビジュアライゼーション

セルフトーク > ビジュアライゼーション?!

あまり知られてはいませんが、思考には強度の順序があります。じつは、潜在意識は映像やイメージよりも声に出した言葉の方を優先する性質があります。

思考の強度順序

声に出した言葉 > 映像イメージ > 脳内会話(声に出さない言葉)

どうしてこのような性質が脳にはあるのかというと、それは私には分かりませんが、事実として、潜在意識にはこのような働きがあるのです。それを象徴する名言というのも世の中には昔からたくさん言われていて、聖書の言葉などは2000年近くも前からあるわけです。

はじめに言葉があった
言葉は神と共にあった
言葉は神であった
この言葉ははじめに神と共にあった
すべてのものはこれによってできた
できたもののうち一つとしてこれによらないものはなかった
この言葉に命があった

新約聖書 ヨハネの福音書 冒頭

人間というのは、自分の口から出た言葉の集積である。だから人間というのは、自分の発した言葉に必ず出会うだろう。

エドガー・ケイシー(予言者)

言葉には人生を左右する力があるんです。この自覚こそが人生を勝利に導く最良の武器なんですよ。

絶対に消極的な言葉は使わないこと。否定的な言葉は口から出さないこと。悲観的な言葉なんか、断然もう自分の言葉の中にはないんだと考えるぐらいの厳格さを持っていなければダメなんですよ。

中村天風(思想家)

言葉が人生を決定する。潜在意識は、超高性能テープレコーダーのようなものだ。

自分と話すときには、つねに現状の世界がどうなっているかを自分自身に告げています。認識し経験したことを解釈し、思考を通して頭の中にイメージをつくり上げます。その中にはセルフイメージも含まれます。自分自身の思考と言葉で、自分のための環境と限界と基準をつくり出しています。

自分自身に語りかける言葉は注意深く選んでください。自分との対話によって、何かに向かわせることも、引き離すこともできます。

ルー・タイス(コーチングの創始者)


日本語には「言霊」(ことだま)という表現がありますが、言霊には法則があります。

言霊の法則

自分が発した(声に出した)言葉の通りの現実を、自らに引き寄せる言葉の法則。

明るい言葉、人を元気づける言葉、幸福や豊かさを表す言葉などを口にすると、その言葉をまた言いたくなるような現象を自分に引き寄せることができます。

一方、不平や不満、愚痴や泣き言や文句、悪口や心配などのネガティブな言葉を口にすると、またそのネガティブな言葉を言わなければならないような状況や現実を自らに引き寄せてしまいます。


言霊の法則について詳しくはこちら

よく、「ビジュアライゼーションの効果が出ない」とか、「ゴールをきちんとイメージしているのに、現実世界が変わらない」などの悩みを聞くことがあります。

こういった悩みを持つ人の原因はとてもシンプルで、その人のセルフトーク・日々自分自身に語りかけている言葉に問題があるのです。

ゴール側のイメージやビジュアライゼーションをどんなに一生懸命にやっていても、それと相反するセルフトークを日々していると、潜在意識は映像イメージよりも声に出した言葉の方を優先しますから、ビジュアライゼーションの効果が出なくなってしまうのです。

このあたりの詳しい解説とメカニズムについては、以下の記事を参照してください。


こういった脳と潜在意識の特性を考えると、人生を変えるために、もしくはゴールを達成するために最も重視すべきことというのは、セルフトークのマネジメントであり、日本人的な言い方をすると「言霊の偉大な力の恩恵に預かる」ということができます。

そして、このエッセンスをアファメーションの形にしてみると、以下のような例文が考えられます。

アファメーション例文②

私は、魅力的な言霊を使い、自分が望む世界や言葉だけを自分自身に語りかけている。

ゴールや明るい事柄に目を向ける

コーチングにおけるゴール達成の本質を先ほどとは別の言葉で表現するとこうなります。

  •  ゴール側の世界をリアルに感じる
  •  現状よりゴール側の世界に臨場感を持つ

 コンフォートゾーンが現状からゴール側に移行する

このために必要なことは、以下の3つです。

  1.  セルフトーク(自分自身に語りかける言葉)
  2.  アファメーション(理想の世界を表現する文章)
  3.  ビジュアライゼーション(理想世界の映像化・イメージ)

ところで、上記のこの「ゴール側の世界をリアルに感じる」というのは、セルフトークやビジュアライゼーションなども非常に重要なことなのですが、もうひとつ効果的なエッセンスをつけ加えるとすれば、「ネガティブになるべく触れない」ということも大変効果が期待できます。

それは以下の例を考えると、簡単に理解できます。

  •  テレビや新聞・ニュースなどで不景気な情報をたくさん見ていると、「今は不景気だから、自分は今は成功できなくても仕方がない」とエフィカシーが下がる

  •  他人の悪口や欠点などの話題を聞いていると、知らず知らずのうちに脳がネガティブになり、潜在意識にマイナスイメージが刷り込まれ、ゴール側の臨場感が下がる

  •  不機嫌・消極的、もしくはネガティブな人と一緒にいると、自分もネガティブな気分に陥り、同調してセルフイメージが低下し、ゴール側の臨場感など吹き飛ぶ

  •  病気の人の場合、病気について考えたり話題にしていると、「今の自分は病気だから、夢や希望やゴールなんか持てない」とネガティブなセルフトークが蔓延し、ゴール設定をしなくなる

良いものに集中しよう。

多くの人は、文句を言ったり、弱音を吐いたり、わめいたり、批判したり、周囲のあら探しをしながら、生活している。しかし、そうすればそうするほど、状況はさらに悪化し、文句を言うべき事実が増える一方である。

集中するものは、必ず拡張する。

(中略)

もちろん、自分の過去において、不愉快な出来事もあろう。しかし、その過去を引きずって、悲しがったり、後悔したり、不憫(ふびん)を感じたりし続けることは何の足しにもならない。かえって、それについて考えたり、集中したりすればするほどに、そのエネルギーが増し、その過去の出来事があなたの人生をコントロールするようになるだけだ。

(中略)

日本で、高速道路の入り口に「事故多発」という看板がよく見受けられる。何とばかげた税金の無駄遣いなのだろう。その言葉を理解するためには、事故を想像しなければならない。高速道路に入る運転手に絶対に思い浮かべてほしくないイメージである。この看板は「安全運転」に変えるべきである。

(中略)

脳の中には否定形は存在しない。「赤ではない」という概念を考えることはできない。「赤ではない」と考えれば、考えるほど、結局は「赤」について考えていることになる。

心の中で「ガンを治したい」と言えば、「ガン」について考えている。「もう貧乏でいたくない」と言えば、「貧乏・貧困」について考えている。「彼氏とはもう喧嘩したくない」と言えば、「彼氏と喧嘩すること」について考えている。

自分の心からすべてのマイナスの思い、自分に相応しくないすべてのイメージを追放しなければならない。消極的なニュースを見たり、貧困を表す写真を眺めたり、世界がもう終わりだと説教する人の話を聞いたり、暴力やホラーに満ちた映画を観たりしてはならない。これらはあなたの運命を破壊させるだけだ。

その代わりに、自分の求める現実を表す思いで心を満たすようにしなさい。繁栄、裕福、美、親切、愛、発見、感謝を思うようにしなさい。

ジェームス・スキナー 著「お金の科学」p42,43,70,90より引用

こういった例を考えると、日々自分が理想のセルフイメージとコンフォートゾーンを形成したり、前向きなセルフトークをしたり、ゴール側の臨場感を上げていくためには、「自分が望む理想世界に集中する」「できるだけ明るい事柄や前向きな言葉に意識を向ける」ことが非常に効果的であることが見えてきます。

そして、こういったマインドの使い方をアファメーションにしたものが、以下の例文になります。

アファメーション例文③

私は、自分が理想とする世界や明るい事柄・良い言葉に心を向けている。

まとめ

これまで3つのアファメーション例文をご紹介してきましたが、それらを1つにまとめて、「理想的なコーチング・マインドを築くためのアファメーション」としたのが、以下の文章になります。

皆さんの人生、成功と繁栄を心から応援しています。

「イメージと言葉が先、現実は後から」

  1.  私は言霊の達人、セルフトークのマスターです。私は「○○(なりたい人物像)」としてのセルフトークにこだわっている。

  2.  私は、自分が理想とする世界や明るい事柄・良い言葉に心を向けている。魅力的な言霊を使い、自分が望む世界や言葉だけを自分自身に語りかけている。そうして理想のイメージと言葉で心を満たし、最高の現実を引き寄せ、幸福で楽しい人生を満喫している。