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アファメーション

【上級編】アファメーションにおける外部化について

アファメーションと認知科学における「外部化」という考え方について、少しお話してみたいと思います。

アファメーションに関するより強い確信が持てたり、モチベーションが湧くようになるかもしれません。

アファメーションとは?

① アファメーションの基本

最近はアファメーションに関する記事をネット上でも非常に多く見かけるようになりましたが、「アファメーションは何のために行うのか?」という根本的なことをしっかりと説明している記事は少ないように感じます。

アファメーションのメカニズムを知ることは、アファメーションをしっかりと実践する動機となり得ますし、また確信にもつながります。ですから、優れたアファメーション例文さえ参考にすればいいというだけでは、アファメーションの実践はおぼつかなくなります。

アファメーションとは、ゴールを達成するために、あるべき自分のリアリティを高めるために行うものです。

あるべき自分自身の姿や自分の目から見える世界の情景を、11のルールにしたがってリアルに表現した文章(アファメーション)を読み上げることによって、脳内でのリアリティを最大限に高めます。

人間は、頭の中で最もリアリティの高い世界を自分にとっての真実として受け入れ、セルフイメージとして取り込み、そのリアリティにしたがって判断や行動をしたり、リアリティ通りの現実を無意識に引き寄せます。

リアリティのないものは、どんなに一生懸命に目標設定しても、それらを達成することはできません。リアリティこそが鍵なのです。

脳内のリアリティさえ変えることができれば、私たちは人生や生活、身の回りの環境をごく自然で無理なく、変革に導くことができます。

アファメーションは、そのための最も有効な手段・技術となります。

アファメーションの詳しい解説はこちら

② コーチングとアファメーションの関係

上級編ということで、もう一歩踏み込んだ解説をしていきたいと思います。

アファメーションとは、必ずしもゴールの世界を描写するものではありません。というより、ゴールの世界を正確にアファメーションによって描写することは、ゴールの定義上、非常に困難なのです。

なぜなら、ゴールとは、現状の外側に位置するものだからです。現状の外側ということは、現在の状況から遠くかけ離れた世界なのですから、現在から見てゴールの世界をリアルにイメージすることはできないはずです。

もし、ゴールの世界をリアルにイメージできたり、アファメーションによって詳細に記述できたとしたら、そのゴールは現状の外側ではない可能性があります。

厳密に言うと、アファメーションやビジュアライゼーションによって描かれる世界とは、ゴールではありません。「ゴールを達成するために、今自分があるべき姿やリアリティ」、あるいは、「ゴール達成に向けた明確な中間地点やサブゴール」という言うべきです。

ただ、コーチング初心者向けにこのような解説をすると、混乱を招く恐れがあるため、一般的には、「アファメーションやビジュアライゼーションとは、望む世界をリアルに表現すること」くらいのやんわりとした説明をします。


ここの理解の上に立って、以下の記事を読んでいただくと、コーチングに対する確信がさらに深まることでしょう。

外部化とは?


アファメーションの本質について解説をしたところで、次に、「外部化」という認知科学における考え方・メカニズムについて考えていきましょう。

① 外部化というメカニズム

外部化という言葉を聞くと、一瞬きわめて難しい概念のように感じるかもしれませんが、話の流れは意外と簡単です。

外部化とは、脳内の思考や情報を一旦、脳の外側に出して、五感を通して再びその情報を脳内に戻す”フィードバック関係”のことをいいます。

例えば、「英語が得意になりたい」というビジョンや願いが浮かんだとき、それを頭の中だけで「私は英語が得意だ」と考えるだけではなく、それを声に出してアファメーションとして唱え、自分の口から出た音声を自分自身の耳で聞くことで、一旦は脳の”外”に出た「英語が得意」という思考・音声情報を再び脳内に戻す工程・フィードバック関係がそうです。

外部化という工程は、リアリティという点で非常に優れていると認知科学では考えられています。これは人間の脳が持つ特別な性質と言うべきで、外部化を行うと、なぜかリアリティが圧倒的に高まるのです。

コーチングにおけるゴール達成とは、リアリティが最大のキーワードとなります。ですから、ゴール側のリアリティを高めるためには外部化という作業は非常に効果的で、これによって「アファメーションは声に出す」ということが求められているのです。

② 2つの外部化とアファメーションの関係

巷のコーチング関連情報を見てみると、あまりというかほとんど語られていないことなのですが、アファメーションにおける外部化には、2つの要素・工程が存在します。

ひとつ目は、先ほども述べた通り、アファメーションを声に出して唱え、自分の耳で聞き、脳内にフィードバックさせるループ的な流れです。

もうひとつあります。アファメーションを紙などに書いて、それを自分の目で見て読み、視覚情報としてアファメーションの内容を脳内にフィードバックさせる工程です。

ここがきちんと理解できると、ひとつのアファメーションの究極作法が見えてきます。

つまり、アファメーションは紙などにきちんと書いておいて、実際にアファメーションをするときは、それを自分の目で見て確認しながら、さらに声に出して読み上げることで、外部化が二重に働くという構図がここにあるのです。

これがアファメーションが最も効果的に機能する方法であり、アファメーションによって描かれた世界のリアリティが最も上がる方法です。


しかし、現実的には、その2つの外部化の両方を満たさなければならないというわけではありません。

アファメーションの文章を暗記して、声に出して唱えるという1つの外部化だけでも十分に効果はありますし、他方、紙などに書かれているアファメーションを自分の目で見て読みながら、描かれた世界をリアルにイメージするのも外部化であり、ビジュアライゼーションです。

アファメーションという文章をきちんと作った時点で、じつは、もうすでに外部化が成立しているのです。

ただ、このようなやや難解な解説はあまり一般的ではないため、世間一般的というか伝統的には、「アファメーションは声に出して読むことで、リアリティはより一層高まる」という簡単で理解しやすい説明をするのが普通です。

③ アファメーション・カード

アファメーションにおける2種類の外部化がきちんと見えるようになれば、最強のアファメーションのやり方も容易に理解できます。

アファメーション・カードを作ることです。アファメーション・カードとは、名刺サイズくらいの紙に、自身のアファメーションを書き込みます。

そして、それを常に携帯して持ち歩き、事あるごとにそれをなるべく声に出して読み上げ、描かれた世界をリアルにイメージします。

こうすることで、外部化が二重に働き、アファメーション効果を最大化させることができます。

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