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生き方・心のあり方

成功者がより上を目指すための条件②(実践編)


前回のブログの続きになります。

成功者にこそ感謝が本当に必要な理由


前回の理論編を簡単にまとめるとこうなります。

  1.  強い渇望感(あるいは現状に対する不満)がその人を成功に導く
  2.  利己的な思考やゴール設定では、成功レベルに限界が生じる
  3.  他人への感謝の気持ちが、恩返しと使命感の心を養う
  4.  利他心は、その人のビジョンやゴール設定を高い抽象度に誘う
  5.  究極の成功への原動力とは、感謝の心に起因する

【5種類の成功エネルギー】

  1.  稼げない人 … 不満・反発のエネルギー
  2.  ぼちぼち稼ぐ人 … 願望のエネルギー
  3.  ぼちぼち稼ぐ人 … 好きや得意のエネルギー
  4.  大きく稼ぐ人 … 悔しさや意地のエネルギー
  5.  ものすごく大きく稼ぐ人 … 感謝と使命感のエネルギー

西田文郎 著「強運の法則」p291より引用



感謝が見えるようなマインドを育む。感謝をより深く真摯に感じられるような脳を創る。

要は、こういうことです。

ある程度の富や豊かさや成功を収めてしまうと、その人はそれ以上の成功を目指すことがとても難しくなります。なぜなら、すでに手にした成功に満足してしまって、他の何かに対する大いなる渇望感を失い、現状維持に徹したマインドが築かれるからです。

そうして、その人の脳は、その先の成長や発展を拒むようになります。

このジレンマを突破する方法は、私の知る限り、ひとつしかありません。

私はこれまで多くの哲学や学問や書籍等に少しずつ親しみながら、考えを巡らせてきましたが、”感謝”以上にその人を成功や成長に導いたり、繁栄へと誘う特別な力と感情は他にありません。

やや表現の仕方が機械的になってしまい恐縮ですが、大いなる成功と繁栄を目指すのならば、感謝の心をより深く、そして真摯にしていくための脳のトレーニングを積み重ねることが、最も効果的であるということです。


感謝は最大の徳であるだけでなく、すべての徳の源である。

マルクス・キケロ(古代ローマの政治家、哲学者)

感謝しなさいと人から言われても感謝できるものではない。自然に自発的に様々なものに感謝できた時が脱皮であり人格者となるのである。

作者不明

小さい会社の経営であれば、率先垂範して部下の人に命令しながらやることも必要だけど、これが百人とか千人とかになれば、それではあかんね。心の底に、「こうしてください、ああしてください」というような心持ちがないといかん。

これがさらに1万人、2万人となれば、「どうぞ頼みます」という心境に立たんと駄目やな。けど、もっと大きくなると、部下に対して「手を合わせて拝む」という思いがないと、いかんということや。

わしはそういう心で経営をやってきた。

「ありがとう」と言う方は、何気なくても、言われる方はうれしい。「ありがとう」これをもっと素直に言い合おう。

感謝の心が高まれば高まるほど、それに正比例して幸福感が高まっていく。苦労を語る前に、私はまず自分自身の幸運に感謝したい。

松下幸之助(旧 松下電器、現 パナソニック創業者)

感謝の心を深める究極の方法

① 10人の法則


感謝という感情も一種の習慣であり、スキルであり、人格の実力のようなものです。そしてそれは、実践(あるいは練習)によって脳が訓練され、育まれていきます。

感謝をすればするほど、身の回りのあらゆるものに対して、感謝が見えるようになります。物事に対しより深く、より真摯に感謝の心を持つことができるようになります。感謝が上手になるということです。

感謝という人間らしい営みの実践を積み重ねるほど、その洗練の度合いは増していくのです。

10人の法則

恩を感じる力「恩感力」を高め、感謝をきちんと行動で表現する。「10人の法則」を実践することで、現実に奇跡が訪れるようになります。

自分が感謝をしている人、10人の名前を挙げます。そして、その10人に直接会って、感謝を伝えます。

お金を惜しまず、相手を喜ばせたり、サプライズをしたり、心のこもった好意を行います。相手の気持ちに立って、相手が本当に求めているものを考え、参考にしながら、恩返しの内容について思索を練ります。

10人のリストをつくって、その人達に何をして喜んでもらうか、恩返しの内容を具体的に書き込んでいきます。


参考文献: 西田文郎 著「10人の法則」

成功にいちばん必要なものは、強さ=競争力ではないのです。意識の高さとか、優秀な頭脳とも違います。

(中略)

どんなジャンルの成功を目指すにしても、必要なものがたったひとつあります。意外かもしれませんが、「感謝力」なのです。

西田文郎 著「10人の法則」p6より引用

② 六方拝


感謝の実践、あるいは脳と心の訓練や修行としても、ここで触れないわけにはいかない感謝の極致と言えるものに、「六方拝」(ろっぽうはい)があります。

六方拝

六方拝とは、仏教に伝わる感謝の技法のことです。

下記のように東・西・南・北、そして天・地のすべてに、それぞれの方角に手を合わせて相手や対象をイメージしながら拝み、感謝の心を手向けることです。人生のあらゆる方面に対して感謝の心を忘れず、真摯に育み、わが身の幸運と豊かさをしっかりと感じるようにするための瞑想修行のことです。

* 東…自分の血縁になる先祖、両親に感謝
* 西…夫婦や兄弟、家族、親戚に感謝
* 南…先生や上司、人生の師に感謝
* 北…友達や知人、仕事の関係者に感謝
* 天…太陽や月など空の自然に感謝
* 地…動物や植物など大地の自然に感謝 

感謝をすればするほどに、感謝力は次第に高まっていき、感謝のエネルギーが大きくなることによって、使命感が生じ、貢献力と人望に恵まれ、大きく成功をする、または大きく稼ぐようにもなります。

  •  社員に感謝する経営者は、社員とつながり、社員に支えられる
  •  妻に対して「ありがたい」と思える人間は、妻に助けられる
  •  子どもに対して、「生まれてくれてありがとう」と感謝できる人間は、その子どもに助けられている
  •  あらゆる宗教が神への感謝を説いているのは、それによって神につながり、神に支えられるからである
  •  逆境に感謝できる人間は、その逆境に助けられ、そこから自分の力を引き出せる
  •  お客さんに感謝する人間は、お客さんを味方にできる

西田文郎 著「大きく稼ぐ経営者になる脳のアップグレード術」p155より引用

③ 感謝の十方拝アファメーション


こちらのブログサイトはコーチングがメインテーマですから、コーチングらしい感謝の技法とマインドの上手な使い方についても載せておこうと思います。

とはいっても、先ほどの六方拝をもう少し発展させて人生の全方位に拡張し、それをアファメーションという形にしたにすぎません。

十方拝アファメーション
  1.  私は、この身を授けてくれたご先祖様、両親に感謝し、貢献します
  2.  私は、応援してくれる家族、親族に感謝し、貢献します
  3.  私は、お世話になった恩師に感謝し、貢献します
  4.  私は、支えてくれる友人や知人、社員やお客様に感謝し、貢献します
  5.  私は、命の根源、天の恵みに感謝し、貢献します
  6.  私は、食べ物や大地の自然に感謝し、貢献します
  7.  私は、日本国と故郷に感謝し、貢献します
  8.  私は、天を敬い、天の計らいに感謝し、貢献します
  9.  私は、豊かさの象徴、時間とお金、言葉と知識に感謝し、貢献します
  10.  私は、自分の生命、心と体と健康に感謝し、貢献します

※ 毎日朝晩、声に出して丁寧に唱えます

詳しいメカニズムはこちら

④ 先祖供養とお墓磨き


驚かれるかもしれませんが、「先祖供養」と「お墓参り」というのは、感謝の心を育て、真の潜在能力を引き出す秘訣となります。

もし、「先祖なんか自分には関係ないし、先祖供養など興味もない」と考えていたとしたら、どうでしょうか?

これはマインドや潜在意識の充実と覚醒を考えるうえで、致命的と言わざるを得ません。先祖の否定は、その子孫にあたる自分自身への否定そのものです。先祖が存在してはじめて、今の自分が存在するのですから当然と言われれば当然です。

このような状態でエフィカシーやセルフイメージを高めることなど非常に難しくなってしまうことは、想像がつくのではないでしょうか。


逆に、先祖の肯定は、その子孫にあたる自分自身への肯定です。先祖に対する感謝の気持ちが深ければ深いほど、そして、先祖供養を真摯に実践すればするほどに、先祖を尊重する心は養われ、それはそのまま自己肯定感とセルフイメージの向上に直結します。

代々受け継がれ、脈々と続く先祖たちの血縁と存在、そのつながりというのは本当に真摯で尊く、また膨大であり、例えば、10代遡ると1,024人、20代ともなると104万8576人ものご先祖様たちが存在することになります。30代ではなんと、10億7千3百74万1824人の計算です。

このうちのたった1人でも欠けていたとしたら、今のあなたは存在し得ないことになります。ご先祖様の一人ひとりが非常に大変な状況と環境に置かれても、彼らは無造作に命を捨てず生き抜き、必死になって子を育て、子孫を紡ぎ血縁を守ってきたのです。

現代とは違い、当時は飢えや流行病、争いごとや戦争、恵まれぬ環境や貧困、巻き込まれごとなど、現代では考えられないほどの生活に困難がつきまとっていたはずです。血縁を継ぐというのは、それほどまでに尊く、勇敢で貴重なものであったと考えるべきでしょう。

そうして、ご先祖様たちのことを考え、感謝をし、思いを馳(は)せれば、与えられた私たちの命と人生、粗末に生きようものなら真に失礼な話ですし、私たちの存在というのは、決して我々だけのものではないのではないでしょうか。

まずは、立春・お彼岸・お盆など、お墓をきれいに磨くことから先祖供養を真摯に実践してみてください。

ワールドクラスというビジョン

① ワールドクラスを目指す


感謝の心を真摯に育み、壮大な使命感を持つようになると、そうしてはじめて見えてくる「利他と貢献の世界観」や「抽象度の高いゴール設定のあるべき姿」が、次第に垣間見えるようになります。

それはすなわち、「他人を喜ばせるためのゴール」です。もしくは、自分がこの世に生を受けた使命や、生きていくための自分理念とも呼べるかもしれません。

このことは、じつはコーチングでいつも言っている「バランスホイール」(人生や組織の各方面にゴール設定する)のことに他なりません。


その上での理想的なゴール設定のひとつは、「ワールドクラスを目指す」ということです。ゴールは現状の外側、遠ければ遠いほどマインドは活性化するからです。

そして、世界中の人々を視野に入れていくわけですから、きわめて抽象度と貢献度が高く、本人の圧倒的な成長と人望が必要とされ、感謝の心とそれによる使命感という後押しがなければ、決して実現しようなどとは思えないことでしょう。

  •  世界最高

  •  世界のトップ○○

  •  私(私たち)は世界で最も○○な存在

  •  私たちは○○の世界最高峰

  •  世界で最も名の通った○○

  •  私たちは地球上で最も○○に貢献する

  •  ワールドクラス(世界に通用する世界的な国際的レベル)

  •  ○○において人類の至宝となる存在

  •  ○○の神様  など

詳しいメカニズムはこちら

② 偉大な人物というゴール設定


過去も含め、世の中には歴史に名を残すほどの功績や業績を実現してきた偉大な人物たちが、各分野や方面に数多く存在します。

彼らの生き様や価値観、壮大なビジョンや偉大な成果などに触れ、それらのたとえ一部でも、自身のゴール設定の参考にしたり、取り入れてみるというのは、漠然としがちな現状の外側のゴールの世界観やワールドクラスというビジョンをありありとしたリアルなものにしていくうえで、非常に有意義な方法です。

この作業はいわば、自分の中にひとりの偉大なる存在、人生そのものの師であり、決して信念の揺らぐことのない強く壮大な道しるべ、自分だけの神さまを心の中に宿すことに他なりません。

偉大な人物というゴール設定
  1.  目標とする偉大な人物をまずはひとり決める


  2.  その人物の理念や信念、目標、教え、功績などを知る 


  3.  その人物の尊敬するところや、自分に取り入れたい箇所を書き出す


  4.  上記を参考にして、新たなゴール設定やアファメーションを書き出す


  5.  その人物と自分との間に約束、誓いを決める


詳しい解説はこちら

③ 家族や恩人との誓い・約束


じつは、自分が心から愛したり、尊敬したり、信頼を置いている人との誓いや約束は、強烈なゴール設定となり得るのです。

  •  いつも自分を支えてくれる愛する人のために、相手との約束を人生の糧、もしくはゴール設定とする

  •  自分を一生懸命に育ててくれた両親に恩返しをするために○○をする、○○を実現して親孝行をする

  •  自分を救ってくれた恩人に報いるため、恩人との誓いや約束を果たすことを人生の目標にする

ここでのポイントは、自分にとって重要な人物が介在することによって、ゴール設定(誓いや約束)はより強力なモチベーションを発揮することと、その相手に対する感謝の気持ちや尊敬の念が深ければ深いほど、ゴール達成に対する信念や感情は非常に強いものになるということです。

自分ひとりだけで目指す目標、自分ひとりだけで完結するゴール設定というのは、ときとしてもろく、はかないことがあります。自分ひとりだけが自己満足して終わってしまうからです。

ところが、その人にとってのより重要な人物という存在が、その強い思いと絆の力によって、重要な人物に報いるための目標、重要な人物と一緒に目指すゴールがより強固なものとなり、その人をより本気にさせ、魂に火をつけることにつながるのです。

大切な人との誓い・約束
  1.  家族や愛する人との約束
    (家族と一緒に目指すゴール)


  2.  両親との約束
    (親孝行のゴール)


  3.  人生の師との約束
    (師への恩返しのゴール)


  4.  親友や友人との約束
    (友と目指すゴール)


  5.  社会との約束
    (理念・社会貢献のゴール)


  6.  天との約束
    (ご先祖さまやお天道様に向けた人生の究極の目的地)


詳しいメカニズムはこちら

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